Interstage Data Effector ユーザーズガイド
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付録B コマンドリファレンス> B.4 shunsort

B.4.1 sort用動作環境ファイル

shunsortコマンドに対する入力ファイル、出力ファイルなどを記述します。

■実行パラメタの種類と意

以下に、sort用動作環境ファイルの実行パラメタを示します。

sort用動作環境ファイルの内容はシステムロケールの文字コードで記述してください。

パラメタ

省略

説明

InFile

入力のスキーマ情報ファイルおよび複数の入力ファイルを指定します。
本パラメタを省略した場合、標準入力よりデータを読み込みます。

OutFile

出力ファイルを指定します。
本パラメタを省略した場合、標準出力に出力します。指定したファイルがすでに存在する場合は上書きします。

WorkFolder

一時ファイルを格納する作業ディレクトリを指定します。
本パラメタを省略した場合、OSで設定されている一時ディレクトリを利用します。

LogFile

ログファイルを指定します。
本パラメタを省略した場合、ログ出力を行いません。
本パラメタを指定した場合、指定されたログファイルに追記出力します。

InFile

入力ファイルを指定します。

[図:入力ファイルタイプがCSVの場合]

[図:入力ファイルタイプがXMLの場合]

WorkFolder

ソート処理において一時的に使用するファイルを格納する作業ディレクトリを指定します。
本パラメタを省略した場合、OSで設定されている下記一時ディレクトリを利用します。

OS

設定されている一時ディレクトリ

Windows 環境変数TEMPに設定されているディレクトリ
Linux /tmpディレクトリ
Solaris /tmpディレクトリ

OSによって設定されている作業ディレクトリは、他のプロセスからもアクセスされるため、アクセスが集中すると一時ファイルの読み書きが遅くなる可能性があります。
大量のデータをソートする場合など、一時ファイルを使用する可能性が高い場合は、他のプロセスから同時にアクセスされないディスクに作業ディレクトリを指定することで、一時ファイルを使用したソート処理の性能劣化を抑えることができます。

■sort用動作環境ファイル指定

以下に、sort用動作環境ファイルの実行パラメタを示します。

# 入力ファイル

InFile      "D:\Shunsaku\data\Input.xml "

# 出力ファイル

OutFile      "D:\Shunsaku\data\Output.xml"

# 作業ディレクトリ

WorkFolder   "D:\Shunsaku\tmp\"

# ログファイル

LogFile      "D:\Shunsaku\log\Sort.log"

# 入力ファイル

InFile      /home/shunsaku/Input.xml

# 出力ファイル

OutFile      /home/shunsaku/Output.xml

# 作業ディレクトリ

WorkFolder   /home/shunsaku/tmp/

# ログファイル

LogFile      /home/shunsaku/log/Sort.log
# 入力ファイル

InFile      "D:\Shunsaku\data\Schema.csv;D:\Shunsaku\data\Data.csv"

# 出力ファイル

OutFile     "D:\Shunsaku\data\Output.csv"

# 作業ディレクトリ

WorkFolder  "D:\Shunsaku\tmp\"

# ログファイル

LogFile     "D:\Shunsaku\log\Sort.log"
# 入力ファイル

InFile       /home/shunsaku/Schema.csv;/home/shunsaku/Data.csv

# 出力ファイル

OutFile      /home/shunsaku/Output.csv

# 作業ディレクトリ

WorkFolder   /home/shunsaku/tmp/

# ログファイル

LogFile      /home/shunsaku/log/Sort.log

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