Interstage Data Effector ユーザーズガイド |
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第6章 C APIを利用する | > 6.6 エラー発生時の対処 | > 6.6.2 エラーレベル |
Data Effectorの各APIの処理中に起きた事象について、エラーレベルごとにどのように対処するかについて説明します。
対処方法は、Data Effectorを利用するプログラムの目的によって異なります。ここでは一般に想定される対処方法について記述します。
情報レベルの事象です。継続して処理が可能です。
継続して処理が可能な事象であるため、問題がないと判断した場合は無視して、次の処理を続行できます。
厳密な結果を求める場合、警告とされた事象が発生しないようにデータの内容やパラメタとして指定する値または条件を見直す必要があります。
APIに指定したパラメタの値や、APIの使用方法に誤りがあるため、プログラムを修正する必要があります。
パラメタの値をプログラムの外部から取得している場合などは、その値を見直す必要があります。
指定されたファイルの内容に誤りがあるため、ファイルの内容を修正する必要があります。
多数のファイルに対して順次処理を行う場合は、エラーが発生したファイルに対する処理を行わず、次のファイルの処理を行うことができます。
また、APIに指定したファイル名が誤っている場合や、入力ファイルタイプを間違って指定した場合などはこのエラーレベルに分類される場合があります。
一般にプログラムでは対処できない事象です。プログラムが動作するシステムのハードウェア、オペレーティングシステムなどの設定を見直す必要があります。
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