ETERNUS SF AdvancedCopy Manager 導入手引書 13.2 -Microsoft(R) Windows(R) 2000/Microsoft(R) Windows Server(R) 2003-, -Solaris-, -HP-UX-, -Linux-, -AIX- |
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第4章 エージェントのインストール | > 4.1 Windows版の場合 |
AdvancedCopy Managerのエージェントのインストールについて説明します。インストールには、以下の2種類の方法があります。
カスタムインストール
デフォルトインストール
カスタムインストールとデフォルトインストールについて以下に説明します。
各インストール情報(インストール先/スタートアップアカウント名/各サービスに使用するポート番号など)を、画面に入力して行うインストール方法です。
デフォルトインストール情報を使用してインストールする方法です。画面による入力作業が省略できます。
【インストール先】
プログラムディレクトリ
<システムドライブ>:\Win32app\AdvancedCopyManager\ |
環境設定ディレクトリ
<システムドライブ>:\Win32app\AdvancedCopyManager\ |
作業用ディレクトリ
<システムドライブ>:\Win32app\AdvancedCopyManager\ |
【スタートアップアカウント名】
アカウント名: acmuser パスワード: acmuser
注)OSのセキュリティポリシーによって、上記のアカウントまたはパスワードが使用できない場合は、カスタムインストールを用いて、インストールしてください。
【各サービスに用いるポート番号】
通信サービス: 1226
デフォルトインストール情報は、自動的に以下のエラーチェックが行われます。
エラーチェックで、エラーが検出された場合、警告ダイアログが表示され、[ようこそ]画面(インストールオプションの選択画面)に戻ります。
【インストール先】
インストールに必要なディスク容量が空いていること。
【アカウント名/パスワード】
デフォルトのアカウント名がシステムにすでに存在する場合、パスワードがデフォルトのパスワードと一致していること。
注) デフォルトのアカウント名がシステムに存在しない場合、デフォルトのアカウント名およびパスワードで新規ユーザーが作成されます。
【ポート番号】
デフォルトのポート番号が他で使用されていないこと。
注)AdvancedCopy Managerのサービス名を別名(エイリアス)で定義している場合、警告ダイアログが表示され、ポート番号の登録が行われません。[OK]ボタンをクリックすると、インストール処理が継続されます。
Storageサーバをクラスタ運用する場合
『ETERNUS SF AdvancedCopy Managerクラスタ適用ガイド』の「AdvancedCopy Managerエージェント機能のインストール方法」を参照してください。
インストールの流れを以下に示します。
以下の手順でAdvancedCopy Managerのエージェントのインストールを行います。
ログオンします。
AdvancedCopy Managerをインストールするシステムにログオンします。ログオンの際は導入する端末のAdministratorでログオンしてください。
Windows版、Solaris版またはLinux版 AdvancedCopy ManagerのCD-ROM(エージェントプログラム DISC2)をCD-ROMドライブに挿入します。この後、以下の初期画面が表示されます。[ストレージサーバ用機能をインストールする]をクリックします。
次の画面が表示されますので、表示されている内容を確認の上、[次へ]ボタンをクリックしてください。
[使用許諾契約]画面で、使用許諾の契約を行います。
表示されている内容を確認の上、[はい]ボタンをクリックしてください。
[ようこそ]画面で、インストールオプション(デフォルトまたはカスタム)を選択します。
[デフォルト]を選択した場合
以下の画面のインストール情報の設定が省略できます。(手順6〜手順8の設定不要)
[インストール先の指定]画面
[スタートアップ/認証機構管理者]画面
[ポート番号の登録]画面
省略された画面のデフォルトインストール情報については、自動的にエラーチェックが行われます。
エラーが検出された場合: 警告ダイアログが表示され、本画面に戻ります。
エラーが検出されなかった場合: 警告ダイアログが表示され、[ファイルコピーの開始]画面が表示されます。
デフォルトインストール情報およびエラーチェックの内容については、インストールを参照してください。
[カスタム]を選択した場合
各インストール画面において、インストール情報の設定が必要です。
手順6以降の表示画面に従って、必要な情報を入力してください。
インストール先の指定を行います。
デフォルトで表示されているディレクトリ以外のディレクトリにインストールする場合は[参照]ボタンをクリックし、インストール先ディレクトリを変更してください。すべてのディレクトリの指定が完了した後、[次へ]ボタンをクリックしてください。インストール先のディレトクリには、空白を含むディレクトリ名(たとえばProgram Filesなど)は指定しないでください。
[参照]ボタンをクリックした場合は以下の画面が表示されます。
[スタートアップアカウントの登録]画面で、サービスのスタートアップアカウントを入力します。
Administratorsグループに所属するアカウントとパスワードを入力し、[次へ]ボタンをクリックしてください。アカウント名とパスワードには、以下の条件があります。
オペレーティングシステムで指定できるアカウント名、パスワード
スタートアップアカウントについては、「スタートアップアカウントの決定」を参照してください。
なお、システムに登録されていないアカウント名を入力した場合は、新規アカウントとしてシステムに登録します。このとき、登録するアカウントに対して、自動的に無期限パスワードを設定し、ローカルコンピュータのAdministratorsグループに所属させます。また、以下のユーザー権限を自動的に設定します。
サービスとしてログオン
オペレーティングシステムの一部として機能
クォータの追加
プロセスレベルトークンの置き換え
[ポート番号の登録]画面で、サービスに割り当てるポート番号を入力します。
推奨値から変更する場合は、以下の範囲で入力します。
5001以上、65535以下
最初に表示されている数値は非クラスタ環境での推奨値であり、必ずしも一意ではありません。
クラスタ運用する場合は、すべてのポート番号を上述の範囲に変更してください。
ポート番号の入力が完了した後、[次へ]ボタンをクリックしてください。なお、指定したポート番号がほかで割り当てられている場合は、再度、本画面が表示されます。
なお、AdvancedCopy Managerのサービス名を別名(エイリアス)定義している場合は、以下の画面が表示され、上記画面で指定したポート番号は無視されます。インストール処理は継続されます。
[ファイルコピーの開始]画面で、設定内容を確認します。
設定内容に誤りがなければ、[次へ]ボタンをクリックしてください。設定内容を変更する場合は、[戻る]ボタンをクリックしてください。
コピー処理が開始されます。
コピー中は、[セットアップステータス]画面により、進行状態が把握できます。
インストーラを終了します。
インストール処理を完了させるため、[完了]ボタンをクリックします。
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