ETERNUS SF AdvancedCopy Manager 運用手引書 13.2 -Linux- |
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第1章 AdvancedCopy Managerの概要 | > 1.5 AdvancedCopy Managerにおけるサポートデバイスについて |
バックアップ管理、レプリケーション管理では、以下のデバイスをサポートしています。
sdドライバ資源
MPLB資源
また、管理の単位は、ディスクパーティション単位またはLogical Unit(ディスク)単位です。
AdvancedCopy Managerでは、通常デバイスに対するデバイス名として以下を使用します。
Linux OSが起動時に設定するデバイス名(互換デバイス名)
例) /dev/sda1 (ディスクパーティション単位の場合)
例) /dev/sda (Logical Unit単位の場合)
Linux OSのudev機構により生成するデバイス名(udevデバイス名)
例) /dev/disk/by-id/xxxxxxxx-part1 (ディスクパーティション単位の場合)
例) /dev/disk/by-id/xxxxxxxx (Logical Unit単位の場合)
(xxxxxxxxは、ディスクに設定されている識別情報から生成される情報)
例) /dev/disk/by-path/yyyyyyyy-part1 (ディスクパーティション単位の場合)
例) /dev/disk/by-path/yyyyyyyy (Logical Unit単位の場合)
(yyyyyyyyは、ディスクの位置情報から生成される情報)
udevデバイス名が存在する環境では、udevデバイス名を優先して使用します。
また、udevデバイス名はby-id名とby-path名が使用可能ですが、by-id名とby-path名の両方が存在する環境の場合、by-id名を優先して使用します。
なお、udevデバイス名が存在する環境であっても、互換デバイス名を使用して運用する場合には、デバイス情報取得/反映処理の前に、udevデバイス名を使用しないように、情報取得モードを変更しておく必要があります。
詳細は、情報取得モード設定コマンド(stgxfwcmsetmode)を参照してください。
Logical Unit(ディスク)単位の運用を行う場合は、「Logical Unit(ディスク)単位コピーを実施する場合の注意事項」を参照してください。
ETERNUSマルチパスドライバが導入されている環境でudevデバイス名を使用する場合には、by-id名を使用するようにしてください。
by-id名が生成されていない場合には、by-id名が生成されるように設定を変更してください。
ETERNUSマルチパスドライバが導入されていない環境で、udevデバイス名を使用する場合、以下に注意してください。
・by-id使用時のディスク交換、by-path使用時の接続構成変更の場合、udevデバイス名が変更になる可能性があります。udevデバイス名が変更になった場合、「デバイス構成の変更」の手順による対応が必要となります。
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