ETERNUS SF AdvancedCopy Manager 運用手引書 13.2 -Linux- |
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第1章 AdvancedCopy Managerの概要 | > 1.5 AdvancedCopy Managerにおけるサポートデバイスについて |
PRIMECLUSTER GDS(以降GDSと記します)は、主にディスク装置間のミラーリング機能を持ったソフトウェアです。
AdvancedCopy Managerでは、GDSのSDXオブジェクトのバックアップ、レプリケーション運用を行うことが可能です。
SDXオブジェクトとは、GDSが管理する仮想的な資源であり、クラス、グループ、ディスク、ボリューム、スライスの総称です。
AdvancedCopy Managerでは、論理ボリューム単位またはスライス単位で、SDXオブジェクトのバックアップ/レプリケーション運用を行うことが可能です。
論理ボリューム単位の場合とスライス単位の場合で、AdvancedCopy Managerに指定するデバイス名の形式が以下のように異なります。
論理ボリューム単位の運用
/dev/sfdsk/(クラス名)/dsk/(ボリューム名)
スライス単位の運用
/dev/sfdsk/(クラス名)/dsk/(ボリューム名):(sdxinfoのDEVNAMの値)
例:クラス名がclass1、ボリューム名がvolume1、sdxinfoのDEVNAMの値がsdaの場合
論理ボリューム単位の運用
/dev/sfdsk/class1/dsk/volume1
スライス単位の運用
/dev/sfdsk/class1/dsk/volume1:sda
論理ボリューム単位の運用を行うためには、PRIMECLUSTER GDS 4.1A30以降とPRIMECLUSTER GDS Snapshot 4.1A30以降が必要です。
1つのStorageサーバにおいて、論理ボリューム単位の運用とスライス単位の運用を同時に行うことはできません。なお、クラスタ運用時は、Storageサーバ業務ごとに、論理ボリューム単位またはスライス単位の運用が可能です。
SDXオブジェクトのバックアップ運用については、「SDXオブジェクトの運用」を、SDXオブジェクトのレプリケーション運用については、「SDXオブジェクトの運用」参照してください。
なお、インストール先のシステム環境により、ソフトウェアのバージョンレベルは異なります。詳細については、関連するソフトウェアのマニュアルなどを参照してください。
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