Interstage Application Server トラブルシューティング集 |
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第7章 Webサーバ(InfoProvider Pro)運用時の異常 |
ブラウザに表示されるメッセージおよびステータスコードを確認してください。
ステータスコードについては“メッセージ集”の“Webブラウザから通知されるステータスコード”を参照してください。
500番台のステータスコードの場合は、エラーログファイルにメッセージが出力されますので、エラーログファイルを確認してください。
エラーログは、InfoProvider Pro環境定義ファイルの“errlog”で指定したディレクトリに出力されます。
省略した場合は、以下の場所に出力されます。
メッセージの内容については、“メッセージ集”の“InfoProvider Proが出力するメッセージ”を参照して、エラーの原因を取り除いてください。
付加情報:( info: <情報>, code1: <復帰値>, code2: <詳細値> ) |
メモリキャッシュを使用した運用では、1つのファイルやサイズの大きなファイルにアクセスが集中すると、メモリキャッシュ機能を使用することで、逆に性能が劣化する場合があります。このような場合は、メモリキャッシュを使用しないでください。
HTTPステータスコード503エラーが発生する場合について、その原因と対処方法を説明します。
[原因]
HTTPステータスコード503のエラーが発生するのは、InfoProvider Proの過負荷が原因であり、以下の2つの場合が考えられます。
[対処]
InfoProvider Pro環境定義ファイルの以下の設定項目を見直してください。
また、処理に時間がかかる原因については更なる調査が必要です。アプリケーションやデータベースなどの見直しを行ってください。
画面、エラーログファイルまたは、システムログ(イベントログ)に出力されるメッセージを確認してください。
ログファイルは、InfoProvider Pro環境定義ファイルの“errlog”で指定したディレクトリに出力されます。
省略した場合は、以下の場所に出力されます。
詳細なログ情報はシステムログ(イベントログ)に出力されます。メッセージの内容については、“メッセージ集”の“InfoProvider Proが出力するメッセージ”の“システムログ(イベントログ)に出力するメッセージ”を参照して、エラーの原因を取り除いてください。
オンライン照合機能の動作ログファイルに出力されるメッセージを確認してください。
InfoProvider Pro環境定義ファイルの“dirservlog”で指定したディレクトリに出力されます。
省略した場合は、出力されません。
メッセージの内容については、“メッセージ集”の“InfoProvider Proが出力するメッセージ”を参照して、エラーの原因を取り除いてください。
障害調査のために採取する資料について説明します。
Webブラウザからのアクセス状況をログとして採取します。
アクセスログは、InfoProvider Pro環境定義ファイルの“acslogまたはlogautoまたはacslog-rotation”で指定したディレクトリに出力されます。
省略した場合は、以下の場所に出力されます。
アクセスログの詳細については、“Webサーバ運用ガイド(InfoProvider Pro編)”の“InfoProvider Proが出力するログ”を参照してください。
アクセスログを別々に採取することにより、原因究明などが迅速に進む場合があります。
拡張CGIゲートウェイごとのアクセスログを採取することができます。
拡張CGIのアクセスログは、“拡張CGI環境定義ファイルのacslogdir”で指定したディレクトリに出力されます。
省略した場合は、出力されません。また、指定したファイルが存在しない場合は、新規に作成します。存在する場合はそのファイルに追加します。
拡張CGIのアクセスログの詳細については、“Webサーバ運用ガイド(InfoProvider Pro編)”の“InfoProvider Proが出力するログ”の“拡張CGIのアクセスログ”を参照してください。
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