Interstage Application Server トラブルシューティング集
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第1章 障害調査資料の採取

1.3 コンポーネントトランザクションサービスのエラーログの採取

 本機能は、以下の製品だけ利用可能です。

 トランザクションアプリケーションとの連携中に異常が発生した場合には、エラーログが採取されます。エラーログには、異常の原因を解析するためのデータが記録されます。エラーログは、以下のファイルに採取されます。

C:\INTERSTAGE\TD\trc\lorb\errlog0
(トランザクションアプリケーションの場合)

C:\INTERSTAGE\TD\trc\rorb\errlog0
(AIM連携の場合)

/var/opt/FSUNtd/trc/lorb/errlog0
(トランザクションアプリケーションの場合)

/var/opt/FSUNtd/trc/rorb/errlog0
(AIM連携の場合)

/var/opt/FJSVtd/trc/lorb/errlog0

 エラーログは、異常が発生するごとに1つずつファイルに採取されます。エラーログは、最大1024個まで採取できます。

 なお、エラーログが1024個まで採取された場合、バックアップファイルが作成され、これまでのエラーログを保存します。バックアップファイルは、それぞれ上記のディレクトリ配下にerrlog0.oldというファイル名で作成されます。その後、エラーログファイルの中身は空になります。なお、システムログには、エラーログファイルを切り替えたことを通知するメッセージが出力されます。


 エラーログのバックアップファイルを作成する際、以前、作成されたバックアップファイルは上書きされます。そのため、バックアップファイルを残しておきたい場合には、必要に応じてカートリッジテープや他のディレクトリにコピーして保存してください。


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