ETERNUS SF Storage Cruiser ユーザーズガイド 仮想ストレージ管理編 13.2 - Solaris (TM) Operating System / Linux / Microsoft(R) Windows(R) - |
目次
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第5章 操作 |
すでに作成されているリソースの状態を変更する方法について説明します。
業務サーバから利用されている仮想ディスクの容量を追加します。
仮想ディスクに容量を追加する場合、以下のいずれかの方法で行うことができます。
自動的に仮想ディスクの容量を追加する
追加容量を切り出す実ディスクを確認しながら実行する
追加容量を切り出す実ディスクを利用者が選択する
仮想ターゲットのSCSIコマンドキュー数が、CAのSCSIコマンドキュー数を超えている場合は、「ssgui4414 仮想ターゲットのSCSIコマンドキュー数がCAの制限値を超えています。処理を続行しますか?」の確認メッセージダイアログが表示されます。<OK>ボタンを選択した場合、ディスクへの読み込み、書き込み性能が低下する恐れがあります。
追加容量を切り出す実ディスクを自動的に選択し仮想ディスクを増量します。
「仮想ディスク容量追加」ダイアログを、以下のいずれかの方法で起動します。
容量追加する仮想ディスクを構成情報ツリー領域から選択し、<仮想ディスク容量追加>ボタンを選択します。
容量追加する仮想ディスクを選択し、[操作]-[仮想ディスク]-[容量追加]を選択します。
仮想筐体配下の仮想ディスク上で右クリックを実行し、[仮想ディスク容量追加]を選択します。
「仮想ディスク容量追加」ダイアログが表示されます。
追加容量を切り出す実ディスクの条件を入力します。
容量(入力必須)
仮想ディスクに追加する容量を数字で入力します。
作成単位は、[MB] (デフォルト)、[GB]のプルダウンメニューから選択します。
RAIDレベル(選択入力)
追加容量を切り出す実ディスクのRAIDレベルをプルダウンメニューから選択します。
プルダウンメニューには、[指定なし](デフォルト)、[1+0]、[1]、[5]、[6]、[0]が用意されていますが、実ディスクの候補選出ができないRAIDレベルは表示されません。
ディスク装置名(選択入力)
追加容量を切り出す実ディスクが複数になる場合、同じストレージ装置内の実ディスクで構成するかプルダウンメニューから選択します。
[ディスク装置名]に表示されるのは、仮想ストレージプールに登録されているストレージ装置となります。
プルダウンメニューには、[指定なし](デフォルト)、[ディスク装置名]が用意されていますが、実ディスクの候補選出ができないディスク装置名は表示されません。
暗号化属性(選択入力)
仮想ディスクを構成する実ディスクの暗号化属性をプルダウンメニューから選択します。
プルダウンメニューには、[暗号]、[非暗号]が用意されていますが、実ディスクの候補選出ができない暗号化属性は表示されません。
<自動作成>ボタンを選択します。
「仮想ディスク容量追加」確認ダイアログが表示されます。<OK>ボタンを選択します。
仮想ディスクに対する容量追加の結果が、「仮想ディスク容量追加」メッセージダイアログで表示されます。<閉じる>ボタンを選択します。
表示と作成の画面で、仮想ディスクに容量が追加されたことを確認してください。
以上で、仮想ディスクに対して容量が追加されます。
入力した条件に基づいて自動的に選択された実ディスク情報を、利用者が確認しながら仮想ディスクに容量を追加します。
「仮想ディスク容量追加」ダイアログを、以下のいずれかの方法で起動します。
容量追加する仮想ディスクを構成情報ツリー領域から選択し、<仮想ディスク容量追加>ボタンを選択します。
容量追加する仮想ディスクを選択し、[操作]-[仮想ディスク]-[容量追加]を選択します。
仮想筐体配下の仮想ディスク上で右クリックを実行し、[仮想ディスク容量追加]を選択します。
「仮想ディスク容量追加」ダイアログが表示されます。
追加容量を切り出す実ディスクの条件を入力します。
容量(入力必須)
仮想ディスクに追加する容量を数字で入力します。
作成単位は、[MB] (デフォルト)、[GB]のプルダウンメニューから選択します。
RAIDレベル(選択入力)
追加容量を切り出す実ディスクのRAIDレベルをプルダウンメニューから選択します。
プルダウンメニューには、[指定なし](デフォルト)、[1+0]、[1]、[5]、[6]、[0]が用意されていますが、実ディスクの候補選出ができないRAIDレベルは表示されません。
ディスク装置名(選択入力)
追加容量を切り出す実ディスクが複数になる場合、同じストレージ装置内の実ディスクで構成するかプルダウンメニューから選択します。
[ディスク装置名]に表示されるのは、仮想ストレージプールに登録されているストレージ装置となります。
プルダウンメニューには、[指定なし](デフォルト)、[ディスク装置名]が用意されていますが、実ディスクの候補選出ができないディスク装置名は表示されません。
暗号化属性(選択入力)
仮想ディスクを構成する実ディスクの暗号化属性をプルダウンメニューから選択します。
プルダウンメニューには、[暗号]、[非暗号]が用意されていますが、実ディスクの候補選出ができない暗号化属性は表示されません。
<候補選出>ボタンを選択します。
「仮想ディスク容量追加」ダイアログに自動的に選択した実ディスクがチェックされた状態で表示されます。
自動的に選択した実ディスクで容量追加する場合
<OK>ボタンを選択します。
自動的に選択した実ディスク以外で容量追加する場合
自動選択された実ディスクのチェックを外します。
容量を切り出す実ディスクを選択し、チェックします。
<割当容量>ボタンを選択します。
「割当容量」ダイアログが表示されます。
変更する割当て容量を入力します。
割当容量(入力必須)
選択した実ディスクから仮想ディスクに割当てる容量を[MB]単位で入力します。
「割当容量」ダイアログの<OK>ボタンを選択します。
「仮想ディスク容量追加」ダイアログの<OK>ボタンを選択します。
自動的に選択した実ディスクの割当て容量を変更する場合
割当て容量を変更したい実ディスクの<割当容量>ボタンを選択します。
「割当容量」ダイアログが表示されます。
変更する割当て容量を入力します。
割当容量(入力必須)
選択した実ディスクから仮想ディスクに割当てる容量を[MB]単位で入力します。
「割当容量」ダイアログの<OK>ボタンを選択します。
「仮想ディスク容量追加」ダイアログの<OK>ボタンを選択します。
「仮想ディスク容量追加」確認ダイアログが表示されます。<OK>ボタンを選択します。
仮想ディスクに対する容量追加の結果が、「仮想ディスク容量追加」メッセージダイアログで表示されます。<閉じる>ボタンを選択します。
表示と作成の画面で、仮想ディスクに容量が追加されたことを確認してください。
以上で、仮想ディスクに容量が追加されます。
仮想ディスクに対する追加容量を切り出す実ディスクを利用者が全て選択して作成します。
「仮想ディスク容量追加」ダイアログを、以下のいずれかの方法で起動します。
容量追加する仮想ディスクを構成情報ツリー領域から選択し、<仮想ディスク容量追加>ボタンを選択します。
容量追加する仮想ディスクを選択し、[操作]-[仮想ディスク]-[容量追加]を選択します。
仮想筐体配下の仮想ディスク上で右クリックを実行し、[仮想ディスク容量追加]を選択します。
「仮想ディスク容量追加」ダイアログが表示されます。
追加容量を切り出す実ディスクを選択し、チェックします。
選択した実ディスクの<割当容量>ボタンを選択します。
「割当容量」ダイアログが表示されます。
仮想ディスクに容量追加する容量を入力します。
割当容量(入力必須)
選択した実ディスクから仮想ディスクに割当てる容量を[MB]単位で入力します。実ディスクをチェックすると割当未の容量を割当容量として設定します。実ディスクのチェックを外すと割当容量が0となります。
「割当容量」ダイアログの<OK>ボタンを選択します。
「仮想ディスク容量追加」ダイアログの<OK>ボタンを選択します。
「仮想ディスク容量追加」確認ダイアログが表示されます。<OK>ボタンを選択します。
仮想ディスクに対する容量追加の結果が、「仮想ディスク容量追加」メッセージダイアログで表示されます。<閉じる>ボタンを選択します。
表示と作成の画面で、仮想ディスクに容量が追加されていることを確認してください。
以上で、仮想ディスクに容量が追加されます。
仮想ディスクが、マイグレーション中あるいはレプリケーション中の場合は、容量追加することができません。
構成情報ツリー領域の仮想ストレージプール配下に表示されている仮想ディスクは、容量追加することができません。
仮想ディスクに対する割付情報のVTHLを利用者が選択して変更します。
「仮想ディスク割付・解除」ダイアログの「仮想ディスク割付情報」テーブルで、VTHLを変更する仮想ディスクのチェックボックスにチェックを入れた後、<VTHL>ボタンを選択します。
「VTHL」ダイアログが表示されます。
変更するVTHLを入力します。
VTHL(入力必須)
選択した仮想ディスクに割当てるVTHLを入力します。
「VTHL」ダイアログの<OK>ボタンを選択します。
「仮想ディスク割付・解除」ダイアログの<OK>ボタンを選択します。
「仮想ディスク割付・解除」確認ダイアログが表示されます。<OK>ボタンを選択します。
仮想ディスクの割付け結果が、「仮想ディスク割付・解除」メッセージダイアログで表示されます。<閉じる>ボタンを選択します。
表示と作成の画面より、仮想ディスクが正常に割り付けられた事を確認してください。
以上で、VTHLが変更されます。
仮想ディスクが複数の仮想ターゲットに割付けられている状態では、VTHLの変更を行うことはできません。いったん全ての仮想ターゲットから仮想ディスクの割付を解除した後、仮想ターゲットへの割付処理を実行してください。
仮想ストレージの各リソースに対する名前変更はできないので、リソース作成時の名前入力には充分注意してください。
リソース名を変更する場合は、作成したリソースをいったん削除した後、目的の名前でリソースを作成してください。
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