ETERNUS SF Storage Cruiser ユーザーズガイド 仮想ストレージ管理編 13.2 - Solaris (TM) Operating System / Linux / Microsoft(R) Windows(R) -
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第5章 操作

5.2 リソースの削除

作成された各リソースは、構成情報として管理されています。リソースを削除する場合は、構成情報で管理された依存関係を段階的に解きほぐしていく必要があります。

各リソースを削除する際の手順は次のとおりとなり、対象のリソースを削除するまでにあらかじめ前提のリソースを削除しておかなければなりません。

業務サーバから削除対象のリソースが使用されていないことを確認した上で、リソースの削除作業を実施してください。

5.2.1 仮想ターゲットの割付解除 

仮想ターゲットから仮想ディスクの割付けを解除します。

  1. 「仮想ディスク割付・解除」ダイアログを、以下のいずれかの方法で起動します。

  2. 「仮想ディスク割付・解除」ダイアログが表示されます。

  3. 「仮想ディスク割付・解除」ダイアログで、以下の操作を実行します。

    1. 「仮想ディスク割付情報」テーブルに、割付けを解除する仮想ディスクを選択(複数選択可能)します。

    2. <▽解除>ボタンを選択します。

      • <全て選択>ボタンを選択すると、全ての仮想ディスクが選択できます。
        仮想ディスクが全て選択されている場合、<クリア>ボタンを選択すると全ての仮想ディスクの選択が解除できます。

    3. 「仮想ディスク情報」テーブルに割付け解除された仮想ディスクが一覧で表示されます。

    4. 「仮想ディスク割付・解除」ダイアログの<OK>ボタンを選択します。

  4. 「仮想ディスク割付・解除」確認ダイアログが表示されます。<OK>ボタンを選択します。

  5. 仮想ターゲットから仮想ディスクの割付け解除結果が、「仮想ディスク割付・解除」メッセージダイアログで表示されます。<閉じる>ボタンを選択します。

  6. 表示と作成の画面より、仮想ディスクが仮想ターゲットから解除されたことを確認してください。

    以上で、仮想ターゲットから仮想ディスクの割付が解除されます。

5.2.2 仮想ターゲットの削除 

仮想ターゲットを削除する方法について説明します。

5.2.2.1 仮想ターゲットの選択削除 

仮想ターゲットを選択して削除します。

  1. 「仮想ターゲット削除」ダイアログを、以下のいずれかの方法で起動します。

  2. 「仮想ターゲット削除」確認ダイアログが表示されます。<OK>ボタンを選択します。

  3. 仮想ターゲットの削除結果が、「仮想ターゲット削除」メッセージダイアログで表示されます。<閉じる>ボタンを選択します。

  4. 表示と作成の画面で仮想ターゲットが削除されていることを確認してください。

    以上で、仮想ターゲットが削除されます。

仮想ターゲットに仮想ディスクが割付けられた状態の場合、[操作]-[仮想ターゲット]のメニュー上で[削除]、右クリックの[仮想ターゲット削除]は利用できない状態になっています。

仮想筐体を削除する場合は、仮想筐体に登録されている全ての仮想ターゲットを削除してください。

5.2.2.2 仮想ターゲットの複数削除

仮想ターゲットを複数削除します。

  1. 「仮想ターゲット削除」ダイアログを、以下のいずれかの方法で起動します。

  2. 「仮想ターゲット削除」ダイアログが表示されます。

  3. 削除する仮想ターゲットを選択(複数選択可能)し、<OK>ボタンを選択します。

  4. 「仮想ターゲット削除」確認ダイアログが表示されます。<OK>ボタンを選択します。

  5. 仮想ターゲットの削除結果が、「仮想ターゲット削除」メッセージダイアログで表示されます。<閉じる>ボタンを選択します。

  6. 表示と作成の画面で、仮想ターゲットが削除されていることを確認してください。

    以上で、仮想ターゲットが削除されます。

仮想ターゲットに仮想ディスクが割付けられた状態の場合、「仮想ターゲット削除」ダイアログに、その仮想ターゲットが表示されません。

仮想筐体を削除する場合は、仮想筐体に登録されている全ての仮想ターゲットを削除してください。

5.2.3 仮想筐体の削除 

仮想筐体を削除する方法について説明します。

5.2.3.1 仮想筐体の選択削除 

仮想筐体を選択して削除します。

  1. 「仮想筐体削除」ダイアログを、以下のいずれかの方法で起動します。

  2. 「仮想筐体削除」確認ダイアログが表示されます。<OK>ボタンを選択します。

  3. 仮想筐体の削除結果が、「仮想筐体削除」メッセージダイアログで表示されます。<閉じる>ボタンを選択します。

  4. 表示と作成の画面で、仮想筐体が削除されていることを確認してください。

    以上で、仮想筐体が削除されます。

仮想筐体に仮想ターゲットが登録された状態の場合、[操作]-[仮想筐体]のメニュー上で、[削除]、右クリックの[仮想筐体削除]は利用できない状態になっています。

5.2.3.2 仮想筐体の複数削除

仮想筐体を複数削除します。

  1. 「仮想筐体削除」ダイアログを、以下のいずれかの方法で起動します。

  2. 「仮想筐体削除」ダイアログが表示されます。

  3. 削除する仮想筐体を選択(複数選択可能)し、<OK>ボタンを選択します。

  4. 「仮想筐体削除」確認ダイアログが表示されます。<OK>ボタンを選択します。

  5. 仮想筐体の削除結果が、「仮想筐体削除」メッセージダイアログで表示されます。<閉じる>ボタンを選択します。

  6. 表示と作成の画面で、仮想筐体が削除されていることを確認してください。

    以上で、仮想筐体が削除されます。

仮想筐体に仮想ターゲットが登録された状態の場合、「仮想筐体削除」ダイアログに、その仮想筐体が表示されません。

5.2.4 仮想ディスクの削除 

仮想ディスクを削除する方法について説明します。

5.2.4.1 仮想ディスクの選択削除 

仮想ディスクを選択して削除します。仮想ディスクを構成していた実ディスクは、他の仮想ディスク用に利用したり、仮想ストレージプールから解放することができます。

  1. 「仮想ディスク削除」ダイアログを、以下のいずれかの方法で起動します。

  2. 「仮想ディスク削除」確認ダイアログが表示されます。<OK>ボタンを選択します。

  3. 仮想ディスクの削除結果が、「仮想ディスク削除」メッセージダイアログで表示されます。<閉じる>ボタンを選択します。

  4. 表示と作成の画面で、仮想ディスクが削除されたことを確認してください。

    以上で、仮想ディスクが削除されます。

構成情報ツリー領域で仮想筐体配下に表示されている仮想ディスクは、削除することができません。

5.2.4.2 仮想ディスクの複数削除

仮想ディスクを複数削除します。仮想ディスクを構成していた実ディスクは、他の仮想ディスク用に利用したり、仮想ストレージプールから解放することができます。

  1. 「仮想ディスク削除」ダイアログを、以下のいずれかの方法で起動します。

  2. 「仮想ディスク削除」ダイアログが表示されます。

  3. 削除する仮想ディスクを選択(複数選択可能)し、<OK>ボタンを選択します。

  4. 「仮想ディスク削除」確認ダイアログが表示されます。<OK>ボタンを選択します。

  5. 仮想ディスクの削除結果が、「仮想ディスク削除」メッセージダイアログで表示されます。<閉じる>ボタンを選択します。

  6. 表示と作成の画面で、仮想ディスクが削除されていることを確認してください。

    以上で、仮想ディスクが削除されます。

構成情報ツリー領域で仮想筐体は以下に表示されている仮想ディスクを、削除することができません。

5.2.5 実ディスクの解放

実ディスクを解放する方法について説明します。

5.2.5.1 ストレージ装置単位の解放 

仮想ストレージプールからストレージ装置単位で実ディスクを解放します。

  1. 「実ディスク解放」ダイアログを、以下のいずれかの方法で起動します。

  2. 「実ディスク解放」ダイアログが表示されます。

  3. 実ディスク選択テーブルに、削除可能なストレージが一覧表で表示されます。

  4. 表示されているストレージ装置を選択(複数選択可能)し、<OK>ボタンを選択します。

  5. 「実ディスク解放」確認ダイアログが表示されます。<OK>ボタンを選択します。

  6. 実ディスクの解放結果が、「実ディスク解放」メッセージダイアログで表示されます。<閉じる>ボタンを選択します。

  7. 表示と作成の画面で、実ディスクが解放されていることを確認してください。

    以上で、仮想ストレージプールから実ディスクが解放されます。

仮想ストレージプールを削除する場合は、仮想ストレージプールに登録されている全ての実ディスクを解放してください。

ただし、VS900管理領域が作成されている実ディスクは解放できません。VS900管理領域を削除した後、実ディスクを解放してください。

5.2.5.2 実ディスクの選択解放 

仮想ストレージプールから実ディスクを解放します。

  1. 「実ディスク解放」ダイアログを、以下のいずれかの方法で起動します。

  2. 「実ディスク解放」ダイアログが表示されます。

  3. 実ディスク選択テーブルに、削除可能なストレージが一覧表で表示されます。

  4. 実ディスクを削除するストレージ装置を選択します。

  5. 解放する実ディスクを選択(複数選択可能)し、<OK>ボタンを選択します。

  6. 「実ディスク解放」確認ダイアログが表示されます。<OK>ボタンを選択します。

  7. 実ディスクの解放結果が、「実ディスク解放」メッセージダイアログで表示されます。<閉じる>ボタンを選択します。

  8. 表示と作成の画面で、実ディスクが解放されていることを確認してください。

    以上で、仮想ストレージプールから実ディスクが解放されます。

仮想ストレージプールを削除する場合は、仮想ストレージプールに登録されている全ての実ディスクを解放してください。

5.2.6 仮想ストレージプールの削除 

仮想ストレージプールを削除する方法について説明します。

5.2.6.1 仮想ストレージプールの選択削除 

仮想ストレージプールを選択して削除します。

  1. 「仮想ストレージプール削除」ダイアログを、以下のいずれかの方法で起動します。

  2. 「仮想ストレージプール削除」確認ダイアログが表示されます。<OK>ボタンを選択します。

  3. 仮想ストレージプールの削除結果が、「仮想ストレージプール削除」メッセージダイアログで表示されます。<閉じる>ボタンを選択します。

  4. 表示と作成の画面で、仮想ストレージプールが削除されていることを確認してください。

    以上で、仮想ストレージプールが削除されます。

仮想ストレージプールに何らかのリソースが登録されている状態の場合、[操作]-[仮想ストレージプール]のメニュー上で、[削除]、右クリックの[仮想ストレージプール削除]は利用できない状態になっています。

5.2.6.2 仮想ストレージプールの複数削除

仮想ストレージプールを複数削除します。

  1. 「仮想ストレージプール削除」ダイアログを、以下のいずれかの方法で起動します。

  2. 「仮想ストレージプール削除」ダイアログが表示されます。

  3. 削除する仮想ストレージプールを選択(複数選択可能)し、<OK>ボタンを選択します。

  4. 「仮想ストレージプール削除」確認ダイアログが表示されます。<OK>ボタンを選択します。

  5. 仮想ストレージプールの削除結果が、「仮想ストレージプール削除」メッセージダイアログで表示されます。<閉じる>ボタンを選択します。

  6. 表示と作成の画面で、仮想ストレージプールが削除されていることを確認してください。

    以上で、仮想ストレージプールが削除されます。

仮想ストレージプールに何らかのリソースが登録されている状態の場合、「仮想ストレージプール削除」ダイアログに、その仮想ストレージプールが表示されません。

5.2.7 VS900管理領域の削除

VS900管理領域を削除する方法について説明します。

  1. 「VS900管理領域削除」ダイアログを起動します。

  2. 「VS900管理領域削除」ダイアログが表示されます。

  3. VS900管理領域一覧が表示されます。削除したいVS900管理領域を選択(複数選択可能)し、<OK>ボタンを選択します。

  4. VS900管理領域の削除に成功した場合は、「VS900管理領域削除」メッセージダイアログが表示されます。
    削除に失敗した場合は、「VS900管理領域削除」エラーダイアログが表示されます。表示されているCAポートを選択すると、削除に失敗したVS900管理領域のエラー詳細情報が参照できます。VS900管理領域の削除に失敗した原因を確認後、<閉じる>ボタンを選択します。

    以上で、VS900管理領域が削除されます。


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