Symfoware Server Mirroring Controller 運用ガイド
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第4章 運用開始後の環境変更> 4.3 データベースの定義の変更

4.3.5 正系ノード運用中に副系ノードで行うデータベース関連操作

RLPの動作環境ファイルの変更によるデータベースの二重化処理のチューニングなど、正系ノードでの利用者業務を継続したままで、副系ノードで保守作業を行う場合の流れを以下に示します。

■操作の手順

■データベースサーバ2の操作

  1. 副系ノードでの利用者業務を停止します。

  2. dxsvstopコマンドを実行して、副系ノードのDBミラーリングサービスを保守停止します。

    $ dxsvstop -m

  3. データベースサーバを停止します。

  4. dxstopコマンドを実行して、モニタデーモンを停止します。

    $ dxstop
  5. 保守作業を行います。

  6. dxstartコマンドを実行して、モニタデーモンを起動します。

    $ dxstart
  7. データベースサーバを起動します。

  8. 監視プロセスを起動します。

  9. BC管理DBをメモリ常駐します。

  10. dxsvstartコマンドを実行して、副系ノードのDBミラーリングサービスを開始します。

    $ dxsvstart -r
  11. 副系ノードでの利用者業務を再開します。

副系ノードで保守作業を行っている間、その時間内に正系ノードでの利用者業務の実行により発生したデータベースの二重化処理のためのRERUNログを副系ノードのデータベースに反映することができません。そのため、保守作業時間を考慮したRERUNログを蓄積可能なRLCの容量を設計する必要があります。


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