Symfoware Server Mirroring Controller 運用ガイド
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第2章 DBミラーリングシステムの運用方法> 2.1 DBミラーリングシステムの起動

2.1.5 DBミラーリングサービスの開始

正系ノードと副系ノードのDBミラーリングサービスを開始して、DBミラーリングシステムの運用が実施できる状態にします。

DBミラーリングサービスは、正系ノードのDBミラーリングサービスと、副系ノードのDBミラーリングサービスがあります。

[表:DBミラーリングサービスの種別]

DBミラーリングサービス種別

サービス実施ノード

各ノードに対して利用者が可能なこと

正系ノードのDBミラーリングサービス

正系ノード

データベースの参照と更新

副系ノードのDBミラーリングサービス

副系ノード

データベースの参照


■正系ノードの操作

正系ノードのDBミラーリングサービスを開始します。

$ dxsvstart -c

必ず正系ノードのDBミラーリングサービスから開始してください。
正系ノードのDBミラーリングサービスを開始した後に、副系ノードのDBミラーリングサービスを開始します。

■副系ノードの操作

副系ノードのDBミラーリングサービスを開始します。

$ dxsvstart -r

必ず正系ノードのDBミラーリングサービスを開始した後に、副系ノードのDBミラーリングサービスを開始してください。

■両ノード共通の操作

各ノードでDBミラーリングサービス開始を確認します。

それぞれのノードで “Status”が以下のとおりに表示されていることを確認します。

以下にDBミラーリングサービスの開始確認の例を示します。

◆DBミラーリングサービスの開始確認の

$ dxinf 

dxinf DATE:2007/09/20 TIME:21:15:32
RDB-NAME          : dup1
Host-Name         : cairo       
IP-address        : 10.255.255.128
Node
  Status Service   S-Scr   RDB     Switch
  C      normal    normal  -       -
Monitoring
  Polling DB_Timeout DB_Inh DB_Down
  start    start      stop   start

RDB-NAME          : dup2
Host-Name         : fukuoka
IP-address        : 10.255.255.129
Node
  Status Service   S-Scr   RDB     Switch
  R      normal    normal  -       enable
Monitoring
  Polling DB_Timeout DB_Inh DB_Down
  start    start      stop   start

2つのノードで、同時に同じ種別のDBミラーリングサービスを開始することはできません。

正系ノードのDBミラーリングサービスは、主に以下の処理を行います。
また、副系ノードのDBミラーリングサービスは、主に以下の処理を行います。

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