Symfoware Server Mirroring Controller 運用ガイド |
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第2章 DBミラーリングシステムの運用方法 | > 2.1 DBミラーリングシステムの起動 |
正系ノードと副系ノードのDBミラーリングサービスを開始して、DBミラーリングシステムの運用が実施できる状態にします。
DBミラーリングサービスは、正系ノードのDBミラーリングサービスと、副系ノードのDBミラーリングサービスがあります。
DBミラーリングサービス種別 |
サービス実施ノード |
各ノードに対して利用者が可能なこと |
---|---|---|
正系ノードのDBミラーリングサービス |
正系ノード |
データベースの参照と更新 |
副系ノードのDBミラーリングサービス |
副系ノード |
データベースの参照 |
正系ノードのDBミラーリングサービスを開始します。
$ dxsvstart -c |
必ず正系ノードのDBミラーリングサービスから開始してください。
正系ノードのDBミラーリングサービスを開始した後に、副系ノードのDBミラーリングサービスを開始します。
副系ノードのDBミラーリングサービスを開始します。
$ dxsvstart -r |
必ず正系ノードのDBミラーリングサービスを開始した後に、副系ノードのDBミラーリングサービスを開始してください。
各ノードでDBミラーリングサービス開始を確認します。
それぞれのノードで “Status”が以下のとおりに表示されていることを確認します。
正系ノード:C
副系ノード:R
以下にDBミラーリングサービスの開始確認の例を示します。
$ dxinf dxinf DATE:2007/09/20 TIME:21:15:32 RDB-NAME : dup1 Host-Name : cairo IP-address : 10.255.255.128 Node Status Service S-Scr RDB Switch C normal normal - - Monitoring Polling DB_Timeout DB_Inh DB_Down start start stop start RDB-NAME : dup2 Host-Name : fukuoka IP-address : 10.255.255.129 Node Status Service S-Scr RDB Switch R normal normal - enable Monitoring Polling DB_Timeout DB_Inh DB_Down start start stop start |
2つのノードで、同時に同じ種別のDBミラーリングサービスを開始することはできません。
正系ノードのDBミラーリングサービスは、主に以下の処理を行います。
データベースサーバおよびデータベースの異常監視
データベースの二重化処理
また、副系ノードのDBミラーリングサービスは、主に以下の処理を行います。
正系ノードの異常監視
データベースの二重化処理
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