Systemwalker Operation Manager クラスタ適用ガイド UNIX編 - UNIX共通 - |
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第7章 Sun Clusterシステム固有の手順 |
Sun ClusterシステムからSystemwalker Operation Managerをアンインストールする手順を説明します。
Sun Clusterで設定した、Systemwalker Operation Managerの各デーモンの起動/停止を制御する以下の設定を削除します。
/usr/cluster/bin/scswitch -n -j データサービスリソース名 /usr/cluster/bin/scrgadm -r -j データサービスリソース名
データサービスリソース名がOMGR_rsの場合の例を以下に示します。
/usr/cluster/bin/scswitch -n -j OMGR_rs /usr/cluster/bin/scrgadm -r -j OMGR_rs
/usr/cluster/bin/scrgadm -r -j 共有アドレスリソース名
リソースタイプ名がFJSV.hostの場合の例を以下に示します。
/usr/cluster/bin/scrgadm -r -j FJSV.host
/usr/cluster/bin/scrgadm -r -g リソースグループ名
リソースグループ名がOMGR_rgの場合の例を以下に示します。
/usr/cluster/bin/scrgadm -r -g OMGR_rg
/usr/cluster/bin/scrgadm -r -t リソースタイプ名
リソースタイプ名がFJSV.OMGRの場合の例を以下に示します。
/usr/cluster/bin/scrgadm -r -t FJSV.OMGR
クラスタシステムを構成するノードで、クラスタシステムで管理されていないSystemwalker Operation Managerの各デーモンをpoperationmgrコマンドで停止します。poperationmgrコマンドの詳細は、“Systemwalker Operation Manager リファレンスマニュアル”を参照してください。
共有ディスクへ移動した資源に対して作成したシンボリックリンクを削除します。運用系待機系の各ノードで行います。
クラスタシステムの構築時に共有ディスクへ移動した資源を、ローカルディスクに戻します。各運用系で行います。
運用系のローカルディスクに戻した情報を、待機系へ複写します。N:1運用待機の場合、待機系へはN個の運用系のうちいずれか1つから複写します。
1:1運用待機、N:1運用待機の場合は、資源の移動時に削除した、シンボリックリンクを作成します。
運用系/待機系の各ノードで行います。
“デーモンの自動起動・停止設定の解除”で解除した自動起動・停止の設定、およびプロセスの監視対象を、解除・変更する前の設定に戻します。
mpaclcls -u
/opt/FJSVjmcal/bin/calsetcluster -d
クラスタシステムを構成するすべてのノードで、-dオプションを指定したmpsetclusterコマンドを実行し、Systemwalker Operation Managerのインストール後に登録したクラスタ情報を削除します。
# /opt/systemwalker/bin/mpsetcluster -d
mpsetclusterコマンドの詳細は、“Systemwalker Operation Manager リファレンスマニュアル”を参照してください。
“資源の共有ディスクへの移動”で移動した資源のうち、共有ディスクに残っている、不要なディレクトリを削除します。
ここまでの手順で、Systemwalker Operation Managerが、クラスタシステムに適用した状態から解除されます。
Systemwalker Operation Managerをアンインストールします。アンインストールの詳細は、“Systemwalker Operation Manager 導入手引書”を参照してください。
再インストールを行う場合は、上記の手順に従ってアンインストールした後、新規にクラスタシステムへの導入を行ってください。
アップグレードインストールを行う場合は、上記の10.までの手順に従ってSystemwalker Operation Managerをクラスタシステムへの適用から解除した後、アップグレードインストールし、“デーモンの自動起動・停止設定の解除”から再度クラスタシステムに適用します。
アンインストール時には、上記の手順に従い、必ず、/opt/FJSVjmcal/bin/calsetcluster -dコマンドでカレンダの自動反映の設定を解除してください。解除しなかった場合は、以下にシンボリックファイルが残るため、手動で削除してください。
- /etc/rc3.d/S28JMCAL
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