Systemwalker Operation Manager クラスタ適用ガイド Windows編 - Windows(R)共通 -
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第4章 MSCSシステム固有の手順

4.5 MSCSシステムにおけるサービスの起動/停止

MSCSシステム運用における、Systemwalker Operation Managerの起動・停止について説明します。

■サービスの起

Systemwalker Operation Managerのサービスを起動する手順を説明します。

  1. Systemwalker Operation Managerの所有権を運用系に移動します。

    移動するには、マウスカーソルをSystemwalker Operation Manager用のグループに位置づけた状態で右クリックし、[グループの移動]を指定します。

  2. soperationmgrコマンドで、Systemwalker Operation Managerのサービスを起動します。
  3. [クラスタアドミニストレータ]で、Systemwalker Operation Manager用のグループを確認し、登録したすべてのリソースがオンラインになっているか確認します。登録したすべてのリソースがオンラインになっていない場合は、[クラスタアドミニストレータ]で、Systemwalker Operation Manager用のグループをオンラインにします。

■サービスの停

Systemwalker Operation Managerのサービスを停止する手順を説明します。

  1. [クラスタアドミニストレータ]で、Systemwalker Operation Manager用のグループをオフラインにすることで、クラスタシステムに登録されたSystemwalker Operation Managerのサービスを停止します。

    1:1運用待機(サブシステムなし)、N:1運用待機の場合は、以下のサービスが停止します。

    1:1運用待機(サブシステムあり)場合は、クラスタシステムに登録したサブシステムの、ジョブスケジューラサービスおよびジョブ実行制御サービスが停止します。サブシステム0とサブシステム1を登録した場合は、以下のサービスが停止します。

    2ノード相互待機の場合で、サブシステム1とサブシステム2を作成して、クラスタシステムに登録した場合は、以下のサービスが停止します。

  2. poperationmgrコマンドで、MSCSに登録されていないSystemwalker Operation Managerのサービスを停止します。

MpJmCalとMpJobschのサービスは連動して動作します。そのため、起動するときはMpJmCalが動作している状態でMpJobschを起動し、停止するときはMpJobschが停止している状態でMpJmCalを停止してください。MpJobschが動作している状態でMpJmCalを停止すると、MpJobschも強制的に停止し、フェールオーバが発生します。

[コントロールパネル]の[サービス]ダイアログボックスで、以下のサービスの起動・停止は行わないでください。[クラスタアドミニストレータ]で、サービスが障害で停止したと認識する場合があります。

1:1運用待機(サブシステムなし)、N:1運用待機の場合

1:1運用待機(サブシステムあり)

クラスタシステムに登録したサブシステムの、ジョブスケジューラサービス、ジョブ実行制御サービスおよびスケジュール分散機能サービス(スケジュール分散機能が有効な場合)。例えば、サブシステム0とサブシステム1を登録した場合は以下のサービス

2ノード相互待機の場合

ジョブスケジューラサービス“Systemwalker MpJobsch”が動作するためには、カレンダサービス“Systemwalker MpJmCal”がジョブスケジューラサービスよりも先に起動している必要があります。

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