Systemwalker Operation Manager クラスタ適用ガイド Windows編 - Windows(R)共通 -
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第2章 導入

2.4 スケジュール分散機能を使用する場合の設定

スケジュール分散機能を使用する場合に設定します。スケジュール分散機能を使用しない場合は、必要ありません。

  1. スケジュール分散機能の環境構築

    クラスタシステムを構成する運用系、待機系のすべてのノードでスケジュール分散機能のstemenvset 環境構築コマンドを実行してスケジュール分散機能の環境構築を行います。

    stemenvset.exe -set

    stemenvsetコマンドの詳細は、“Systemwalker Operation Manager リファレンスマニュアル”を参照してください。

  2. 運用日管理モードの設定(運用系)

    あらかじめ、soperationmgrコマンドを実行し、Systemwalker Operation Managerを起動しておきます。

    運用系のノードに接続し、[スケジュール分散環境設定]ダイアログボックスによる運用日管理モード(運用日管理スケジュールまたは運用日管理スケジュール(テストモード))の設定を行います。

    ジョブスケジューラサービスの再起動確認メッセージが表示されます。[いいえ]を選択し、ジョブスケジューラサービスを再起動しないようにしてください。

    スケジュール分散環境の設定の詳細は、“Systemwalker Operation Manager スケジュール分散機能説明書”を参照してください。

  3. クラスタ用サービスの登録(運用系)

    運用系で、以下のコマンドを実行し、スケジュール分散機能のクラスタ用サービスを登録します。

    コマンドは、Administratorsグループに所属したユーザで“オペレーティングシステムの一部として機能”の権限を所有しているユーザが実行してください。

    stemregservice.exe -reg サービスのログオンアカウント名 -sys サブシステム番号

    stemregserviceコマンドの詳細については、“Systemwalker Operation Manager リファレンスマニュアル”を参照してください。

  4. 運用日管理モードの設定(待機系)

    待機系のノードに接続し、2と同様に運用日管理モード(運用日管理スケジュールまたは運用日管理スケジュール(テストモード))の設定を行います。

  5. クラスタ用サービスの登録(待機系)

    待機系で上記の3.と同様にスケジュール分散機能のクラスタ用サービスを登録します。


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