Systemwalker Operation Manager リファレンスマニュアル - UNIX/Windows(R)共通 -
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第15章 JCL(業務手続き言語)> 15.3 ジョブステップに関する制御文> 15.3.3 file文

15.3.3.3 receiveコマンド

■記述形式

receive アクセス名 [,file(受信元ファイル名) ]

■機能説明

receiveコマンドは、connectコマンドで指定した他サーバ上のファイルを、ジョブを投入した自サーバで受信します。

■オペランド

◆アクセス名

受信するファイルを指定したfile文のアクセス名を指定します。JCLに記述されていないアクセス名を指定した場合は、エラーとなり、ジョブは終了します。

◆file(受信元ファイル名)

connectコマンドで接続したホスト上に存在するファイル名をフルパスで指定します。指定したファイルが受信されます。

本オペランドを省略した場合は,アクセス名に対応したファイルが受信されます。

■記述例

【Windows版】

fileオペランドで指定した“d:\userinfo\list1”から、アクセス名“list1”が定義されているfile文で指定されたファイルを受信する場合の記述例を以下に示します。

receive list1,file(d:\userinfo\list1)

【UNIX版】

fileオペランドで指定した“/userinfo/list1”から、アクセス名“list1”が定義されているfile文で指定されたファイルを受信する場合の記述例を以下に示します。

receive list1,file(/userinfo/list1)


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