Systemwalker Operation Manager リファレンスマニュアル - UNIX/Windows(R)共通 - |
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第15章 JCL(業務手続き言語) | > 15.3 ジョブステップに関する制御文 | > 15.3.3 file文 |
send アクセス名 [,file(送信先ファイル名) ] |
sendコマンドは、ジョブを投入したサーバ上のファイルを、connectコマンドで指定した他サーバに送信します。
送信するファイルを指定したfile文のアクセス名を指定します。JCLに記述されていないアクセス名を指定した場合は、エラーとなり、ジョブは終了します。
送信先のファイル名をフルパスで指定します。本オペランドを指定すると指定された名前でファイルが作成され、ジョブの実行が終了した後もファイルは削除されません。
本オペランドを省略した場合は,一時ファイルとして送信され、ジョブからのアクセスは通常と同様(アクセス名と環境変数に一時ファイル名が設定される)に扱えます。ジョブの実行が終了すると一時ファイルは削除されます。
アクセス名“data1”が定義されているfile文で指定されたファイルを、fileオペランドで指定した“d:\userinfo\data1”へ送信する場合の記述例を以下に示します。
send data1,file(d:\userinfo\data1) |
アクセス名“data1”が定義されているfile文で指定されたファイルを、fileオペランドで指定した“/userinfo/data1”へ送信する場合の記述例を以下に示します。
send data1,file(/userinfo/data1) |
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