Systemwalker Operation Manager リファレンスマニュアル - UNIX/Windows(R)共通 -
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第15章 JCL(業務手続き言語)> 15.3 ジョブステップに関する制御文> 15.3.3 file文

15.3.3.4 executeコマンド

■記述形式

execute (実行ファイル名 実行オプション) [,queue(キュー名)]

■機能説明

executeコマンドは、オペランドで指定された内容に従って、connectコマンドで指定した他サーバ上でジョブを実行します。

■オペランド

◆実行ファイル名 実行オプション

他サーバで実行する実行ファイル名および実行オプションを指定します。

ジョブファイル名にqsubコマンドを指定することで、突放し形態のネットワークジョブの依頼ができます。なお、実行ファイル名と実行オプションの間に1つ以上の空白を置きます。

◆queue(キュー名)

他サーバへ依頼するジョブを、どのキューで実行するかを指定します。

本オペランドを省略した場合は、以下の手順でキューが決定されます。

  1. 投入元ジョブの実行キュー(投入時に指定したキュー名、または省略値)と同一名のキュー名。
  2. 同一のキュー名が存在しない場合は、ジョブを依頼する他サーバで[運用情報の定義]ウィンドウの“ジョブ投入先のキューの省略値を指定する”(systemパラメタのdfltqueueオペランド)に定義されたキュー名。
  3. [運用情報の定義]ウィンドウで“ジョブ投入先のキューの省略値を指定する”(systemパラメタのdfltqueueオペランド)が指定されていない場合は、ジョブの投入に失敗します。

■記述例

アプリケーション“appl1.exe”を、キュー“queue1”で実行する場合の記述例を以下に示します。

execute (appl1.exe),queue(queue1)


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