Systemwalker Operation Manager リファレンスマニュアル - UNIX/Windows(R)共通 -
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第6章 スケジュール分散コマンド

6.10 stemprintnet 退避情報確認コマンド

■記述形式

stemprintnet [-f file_name] [-title] [-sys サブシステム番号]

■機能説明

スケジュール登録時に、プロジェクト上限値オーバーで退避したスケジュールの情報をcsv形式で出力します。

■オプション

◆-f file_name

出力ファイル名をフルパスで指定します。省略時は標準出力へ出力します。

◆-title

タイトル行の出力を行う場合に指定します。

◆-sys サブシステム番号

スケジュール情報を取得するサブシステム番号を0から9の範囲で指定します。省略した場合は0となります。

■復帰値

0:
正常終了
0以外:
異常終了

■コマンド格納場所

Windows

Systemwalker Operation Managerインストールディレクトリ\mpwalker.jm\bin

Solaris
HP-UX
AIX
Linux
Linux for Itanium

/opt/FJSVstem/bin

■実行に必要な権限

システム管理者(Administratorsグループに属するユーザ/スーパーユーザ)の権限が必要です。

■実行結果/出力形式

正常終了 :

-title指定時、“ホスト名,サブシステム番号,プロジェクト名,ジョブネット名,ジョブネット名称,状態,起動予定日時,開始日時,終了日時,終了コード”の形式で出力します。

Host Name,Sub System,Project Name,Job Net,Job Net Comment,Status,Scheduled Time,Start Time,End Time,Completion Code

host1,9,over+1018,test007,test007,Pseudo,,2004/10/18 13:27:16,2004/10/18 13:27:16,2

host1,9,over+1018,test008,test008,Abend,,2004/10/18 13:26:21,2004/10/18 13:26:21,2

host1,9,action+1018,test010,test010,Disable,,,,

異常終了 : エラー内容は標準出力に出力されます。

■出力項目の説明

出力項目について説明します。

◆Host Name

stemprintnetコマンドを実行したサーバのホスト名です。

◆Sub System

操作対象のサブシステム番号です。

◆Project Name

プロジェクト名です。

◆Job Net

ジョブネット名です。

◆Job Net Comment

ジョブネット名称です。

◆Status

ジョブネットの状態です。

以下に示した13種類の状態から選択表示されます。

Normal:
正常終了(終了コード:0)
Pseudo:
疑似正常(終了コード:1〜正常終了コード上限値)
Abend:
異常終了(終了コード:正常終了コード上限値+1〜255)
Forced:
強制終了(終了コード:256)
Warning:
警告
Execute:
実行中
Wait:
実行待ち
Pause:
停止中
Disable:
無効状態
Coped:
確認済
CarryOver:
持ち越し
StartDelay:
開始遅延
EndDelay:
終了遅延

[ジョブスケジューラ起動パラメタの定義]ウィンドウで疑似正常を無効にしている場合は、“疑似正常”状態は“正常終了”状態として表示されることに注意してください。

◆Scheduled Time

起動予定時刻です。“西暦/月/日 時:分:秒”の形式で表示します。

◆Start Time

前回のジョブネット開始時刻です。“西暦/月/日 時:分:秒”の形式で表示します。

◆End Time

前回のジョブネット終了時刻です。“西暦/月/日 時:分:秒”の形式で表示します。

◆Completion Code

ジョブネットの終了コードです。


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