Systemwalker Operation Manager リファレンスマニュアル - UNIX/Windows(R)共通 -
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第6章 スケジュール分散コマンド

6.11 stemConfig スケジュール分散環境設定コマンド【UNIX版】

■記述形式

stemConfig set {-m | -h schedule_server} {-ip ip_address}
[-sys {all| サブシステム番号}]

■機能説明

クラスタ環境での論理IPアドレスの設定で、管理サーバおよびスケジュールサーバのIPアドレスを変更するときに使用します。コマンド実行時は、スケジュール分散環境が構築されており、対象とするサブシステムは運用日管理スケジュールになっている必要があります。

■オプション

◆set

スケジュール分散環境設定情報にIPアドレスを設定する場合に指定します。

◆-m

管理サーバのIPアドレスを設定するときに指定します。全スケジュールサーバ上でも設定を変更する必要があります。

◆-h schedule_server

スケジュールサーバのIPアドレスを変更するときに指定します。IPアドレスを変更するホスト名を指定します。ホスト名には、[スケジュール分散環境設定]ダイアログボックス−[サブシステム]の[スケジュールサーバの追加]ダイアログボックスで設定したホスト名を指定します。

◆-ip ip_address

設定するIPアドレスを指定します。省略不可です。

◆-sys {all | サブシステム番号}

IPアドレスを設定するサブシステム番号をallまたは0から9の範囲で指定します。all指定時は、運用日管理スケジュールを行っているすべてのサブシステムが対象となります。省略時は、サブシステム0が対象となります。

■復帰値

0:
正常終了
0以外:
異常終了

■コマンド格納場所

Solaris
HP-UX
AIX
Linux
Linux for Itanium

/opt/FJSVstem/bin

■実行に必要な権限

システム管理者(スーパーユーザ)の権限が必要です。

■実行結果/出力形式

正常終了 : なし

異常終了 : エラー内容は標準出力に出力されます。


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