Systemwalker Operation Manager リファレンスマニュアル - UNIX/Windows(R)共通 -
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第6章 スケジュール分散コマンド

6.9 jobschmsgeventex メッセージ事象発生コマンド

■記述形式

【Windows版】

jobschmsgeventex メッセージ事象名[:プロジェクト名[/ジョブネット名]] [-h ホスト名|-f ファイル名] [-sys {all | サブシステム番号}] [-d mmdd | -dx| -n| -s]


【UNIX版】

jobschmsgeventex メッセージ事象名[:プロジェクト名[/ジョブネット名]] [-h ホスト名] [-sys {all | サブシステム番号}] [-d mmdd | -dx| -n| -s]

■機能説明

従来のメッセージ事象発生コマンド(jobschmsgevent)の仕様に、運用日を意識したメッセージ事象の発生を可能とします。

■オプション

◆メッセージ事象名

発生させるメッセージ事象名を12バイト以内で指定します。

◆プロジェクト名

特定のプロジェクト内のジョブネットに対してのみメッセージ事象を発生させる場合に、プロジェクト名を指定します。

-dx、-d、-nまたは-sオプションと併用した場合は、-dx、-d、-nまたは-sで取得した運用日の指定したプロジェクトに通知されます。運用日のプロジェクト名を指定すると、-dx、-d、-nまたは-sで取得した運用日は無視され、指定したプロジェクトに通知されます。

◆ジョブネット名

特定のジョブネットに対してのみメッセージ事象を発生させる場合に、対象となるジョブネットを指定します。

◆-h ホスト名

メッセージ事象を発生させるホスト名を指定します。ホスト名は64バイト以内の英数字で指定します。

◆-f ファイル名【Windows版】

発生させるサーバのホスト名一覧を記述したファイル名を指定します。

◆-sys {all | サブシステム番号}

メッセージ事象を発生させるサブシステム番号をallまたは0から9の範囲で指定します。all指定時はすべてのサブシステムに発生します。省略時は、サブシステム0に発生します。ただし、ジョブスケジューラのジョブとして起動された場合は、起動元のサブシステムと同一のサブシステム番号に発生します。

◆-dx

本コマンドをジョブネットのジョブに定義する場合に指定します。運用日管理プロジェクトに登録されているジョブ以外からは、本オプションを指定して実行することはできません。

本指定をした場合、コマンドが登録されているジョブネットの運用日と同一の運用日のスケジュール情報に対し、メッセージ事象を発生させます。-sオプションとは異なり、[起動日のみ有効]が設定されている未適用ジョブネットに対してメッセージは有効となりません。

◆-d mmdd

指定された運用日のスケジュール情報に対し、メッセージ事象を発生させます。[起動日のみ有効]が設定されている未適用ジョブネットに対してメッセージは有効となりません。

◆-n

本コマンドをジョブネットのジョブに定義する場合に指定します。運用日管理プロジェクトに登録されているジョブ以外からは、本オプションを指定して実行することはできません。

本指定をした場合、コマンドが登録されているジョブネットの運用日の翌運用日のスケジュール情報に対し、メッセージ事象を発生させます。[起動日のみ有効]が設定されている未適用ジョブネットに対してもメッセージは有効となります。

◆-s

本コマンドをジョブネットのジョブに定義する場合に指定します。運用日管理プロジェクトに登録されているジョブ以外からは、本オプションを指定して実行することはできません。

本指定をした場合、コマンドが登録されているジョブネットの運用日と同一の運用日のスケジュール情報に対し、メッセージ事象を発生させます。-dxオプションと異なり、[起動日のみ有効]が設定されている未適用ジョブネットに対してもメッセージは有効となります。

■復帰値

0:
正常終了
0以外:
異常終了

■コマンド格納場所

Windows

Systemwalker Operation Managerインストールディレクトリ\mpwalker.jm\bin

Solaris
HP-UX
AIX
Linux
Linux for Itanium

/opt/FJSVstem/bin

■実行に必要な権限

一般ユーザの権限で実行できます。

■注意事項

■実行結果/出力形式

正常終了 : なし

異常終了 : エラー内容は標準出力に出力されます。


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