Interstage Portalworks 管理者ガイド |
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第11章 Portalworksの運用保守 | > 11.1 動作環境の設定 |
Portalworksには、サービスへのログオンを簡略化する機能として、以下の機能があります。
代理ログオン機能の設定の詳細については、“Portalworks利用者ガイド”を参照してください。
Interstageシングル・サインオン連携機能の設定は、“11.1.7 Interstageシングル・サインオン認証サーバの設定”を参照してください。
ベーシック認証を継承した追い出し機能を利用する場合、ActiveXコントロールを利用します。
ActiveXコントロールは、Microsoft CorporationのセキュリティパッチMS04-004で利用が行えなくなった“user:pass@”付きのURLの動作を、“user:pass@”付きのURLを利用せずに実現する処理が行われます。
ActiveXコントロールを利用することで、以下の脅威があげられます。
これらの脅威に対し、以下の対処を行っています。
「ベーシック認証を継承した除外URLリスト」に設定したサイトに最初にアクセスするときに、ActiveXコントロールがインストールされます。
ActiveXコントロールの実行時の注意事項については、“B.8 ActiveXコントロール実行時の注意事項”を参照してください。 |
代理ログオン機能を利用してフォーム認証を行った場合、フォーム認証ページでないページ(例えば、パスワード変更をするためのページ)がフォーム認証ページとみなされてしまうことがあります。このような場合は、WebUSP運用管理の拡張機能を利用し、該当するページのフォーム認証を無効に設定してください。または、利用者の[フォーム認証情報設定確認]画面で「保存する」ラジオボタンを選択し、かつ、「このページは代理ログオンの対象にしない。」チェックボックスをチェックしてください。それ以降、このページはフォーム認証画面とはみなされなくなります。
WebUSP運用管理の拡張機能については、“3.3.1 WebUSP運用情報の設定”を参照してください。
[フォーム認証情報設定確認]画面の詳細については、“Portalworks利用者ガイド”を参照してください。
簡易SSO機能とは、Portalworksとサービスが同一のLDAP認証サーバ(Interstageディレクトリサービス、Active Directory)を使用しており、サービスが基本認証で個人認証を行っている場合に、Portalworksからサービスに認証情報を送信することにより、サービスとのシングル・サインオンを実現する機能です。
代理ログオン機能との機能差を、以下に示します。
代理ログオン機能 |
簡易SSO機能 |
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認証情報 |
利用者が設定。 |
運用管理者が設定。 |
認証サーバとの関係 |
Portalworksとサービスの認証サーバは別々でもよい。 |
Portalworksとサービスの認証サーバは同一、かつLDAP認証サーバである。 |
サービスの設定 |
Portalworksが自動で判定。 |
運用管理者が設定。 |
認証方式 |
ベーシック認証、フォーム認証、proxy認証をサポート。 |
ベーシック認証のみサポート。 |
簡易SSO機能を継承した追い出し機能を利用する場合は、ベーシック認証を継承した追い出しと同じように、ActiveXコントロールを利用します。
簡易SSO機能の設定は、以下の操作で行います。
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