Interstage Portalworks 管理者ガイド
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12.2.11 制限項目
ここでは、コンテンツ切り出しツールの制限項目について説明します。
- コンテンツ切り出しツールは、PCブラウザのように、一部の文法上のエラーを補正して表示します。しかし、テーブル内にテーブルがある場合やテーブル内にフォームがある場合、エラーが正しく補正されないため、PCブラウザと表示が異なることがあります。
- フォームタグが含まれているコンテンツをタグ選択領域内に表示した場合は、フォームタグ内に文法的なエラーがあると、フォームのフィールドに値を設定し、送信処理を実行してもコンテンツが切り替わらないことがあります。
- コンテンツ切り出しツールは、タグ選択領域内にコンテンツを表示するときに、すべてのJavaScriptを取り除きます。そのため、上記と同様に、PCブラウザに直接表示される内容と表示が異なる現象やリンクやフォームの送信処理が動作しないことがあります。
- コンテンツに<frameset>タグを含むフレームのベースとなっているコンテンツに対し、コンテンツ切り出しツールでアクセスすると、タグ選択領域内には各フレームのソースURL(<frame>タグのsrc属性のURL)をリンクとして生成した画面が表示されます。このリンクをクリックすることで、各フレーム内のコンテンツが表示され、コンテンツの切り出しの定義を実行することができます。
- コンテンツ切り出しツールが対応しているプロトコルは、「http://」と 「https://」です。
- User-Agentなどを使ったアクセス端末やリクエスト情報に依存してコンテンツを切り替えるサイトに対しては、本ツールで定義したコンテンツの切り出しがうまく動作しません。本定義を行うPCブラウザと他のブラウザからのアクセスで同じコンテンツを返す場合だけ、本ツールが利用できます。
- 本ツールで切り出しを行うHTMLコンテンツが、HTMLバージョン4.0の文法に従っていない場合は、ツールでの表示内容がPCブラウザで直接表示した場合と異なることがあります。例えば、<table>タグや<tr>タグの直下に<form>タグを記述してあると表示が乱れます。
- <object>タグ、<area>タグ、<map>タグを含むコンテンツは、ブラウザに直接表示した場合と表示が異なる現象やリンクやフォームの送信処理が動作しないことがあります。
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