Interstage Portalworks 管理者ガイド

12.2.10 操作手順の例

ここでは、コンテンツの切り出し操作の例を説明します。

■特定の1画像だけを切り出す

HTML文書内に貼り付けられた画像の中から特定の1画像だけを切り出すXSLスタイルシートを作成し、保存します。

操作

1. コンテンツ切り出しツールを立ち上げ、複数の画像を含むHTMLコンテンツへのURLを指定します。
   ⇒タグ選択領域にオリジナルコンテンツが表示されます。
2. 表示されたオリジナルコンテンツ内で、切り出したい画像の上にマウスポインタを移動します。背景色が変わり、<IMG>アイコンが表示されます。
3. <IMG>アイコンをクリックします。
   ⇒選択条件を指定するダイアログが表示されます。
4. 「利用する」チェックボックスをチェックします。
5. 「出力に含める」ラジオボタンを選択します。
6. ［範囲指定］プルダウンメニューから、「指定したノードのみ」を選択します。
7. ［OK］ボタンをクリックします。

   

8. ［XSLスタイルシート生成］ボタンをクリックします。
   ⇒XSLソース表示画面が表示されます。
9. ［XSLTテスト］ボタンをクリックし、指定した画像だけが切り出されたことを確認します。
10. ［XSLスタイルシート保存］ボタンをクリックし、設定画面で必要な値を入力し、保存します。

■すべての画像を切り出す

HTML文書内に貼り付けられた画像のすべてを切り出すXSLスタイルシートを作成し、保存します。

操作

1. コンテンツ切り出しツールを起動し、複数の画像を含むHTMLコンテンツへのURLを指定します。
   ⇒タグ選択領域にオリジナルコンテンツが表示されます。
2. 表示されたオリジナルコンテンツ内で、いずれか1つの画像の上にマウスポインタを移動します。背景色が変わり、<IMG>アイコンが表示されます。
3. <IMG>アイコンをクリックします。
   ⇒選択条件を指定するダイアログが表示されます。
4. 「利用する」チェックボックスをチェックします。
5. 「出力に含める」ラジオボタンを選択します。
6. ［範囲指定］プルダウンメニューから、「同様のノードすべて」を選択します。
7. ［OK］ボタンをクリックします。

   

8. ［XSLスタイルシート生成］ボタンをクリックします。
   ⇒XSLソース表示画面が表示されます。
9. ［XSLTテスト］ボタンをクリックし、すべての画像が切り出されることを確認します。
10. ［XSLスタイルシート保存］ボタンをクリックし、設定画面で必要な値を入力し、保存します。

■特定の1画像以外のすべての画像を切り出す

HTML文書内に貼り付けられた画像の中から特定の1画像以外のすべての画像を切り出すXSLスタイルシートを作成し、保存します。

操作

1. コンテンツ切り出しツールを起動し、複数の画像を含むHTMLコンテンツへのURLを指定します。
   ⇒タグ選択領域にオリジナルコンテンツが表示されます。
2. 表示されたオリジナルコンテンツ内で、いずれか1つの画像の上にマウスポインタを移動します。背景色が変わり、<IMG>アイコンが表示されます。
3. <IMG>アイコンをクリックします。
   ⇒選択条件を指定するダイアログが表示されます。
4. 「利用する」チェックボックスをチェックします。
5. 「出力に含める」ラジオボタンを選択します。
6. ［範囲指定］プルダウンメニューから、「同様のノードすべて」を選択します。
7. ［OK］ボタンをクリックします。
8. 続けて、メイン画面のタグ選択領域で除外したい画像の上にマウスポインタを移動します。背景色が変わり、<IMG>アイコンが表示されます。
9. <IMG>アイコンをクリックします。
   ⇒選択条件を指定するダイアログが表示されます。
10. 「利用する」チェックボックスをチェックします。
11. 「出力から取り除く」ラジオボタンを選択します。
12. ［範囲指定］プルダウンメニューから、「指定したノードのみ」を選択します。
13. ［OK］ボタンをクリックします。

    

14. ［XSLスタイルシート生成］ボタンをクリックします。
    ⇒XSLソース表示画面が表示されます。
15. ［XSLTテスト］ボタンをクリックし、指定した1画像以外のすべて画像が切り出されることを確認します。
16. ［XSLスタイルシート保存］ボタンをクリックし、設定画面で必要な値を入力し、保存します。

■すべての画像とすべての段落を切り出す

HTML文書内に貼り付けられたすべての画像とすべての段落（<p>タグで囲まれたテキスト）を切り出すXSLスタイルシートを作成し、保存します。

操作

1. コンテンツ切り出しツールを立ち上げ、複数の画像を含むHTMLコンテンツへのURLを指定します。
   ⇒タグ選択領域にオリジナルコンテンツが表示されます。
2. 表示されたオリジナルコンテンツ内で、いずれか1つの画像の上にマウスポインタを移動します。背景色が変わり、<IMG>アイコンが表示されます。
3. <IMG>アイコンをクリックします。
   ⇒選択条件を指定するダイアログが表示されます。
4. 「利用する」チェックボックスをチェックします。
5. 「出力に含める」ラジオボタンを選択します。
6. ［範囲指定］で「同様のノードすべて」を選択します。
7. ［OK］ボタンをクリックします。
8. 続けて表示したHTMLコンテンツ内で、いずれか1つの段落（<P>タグで囲まれたテキスト）上にマウスポインタを移動します。背景色が変わり、<P>アイコンが表示されます。
9. <P>アイコンをクリックし、選択条件を指定するダイアログ画面を表示します。
10. 「利用する」チェックボックスをチェックします。
11. 「出力に含める」ラジオボタンを選択します。
12. ［範囲指定］プルダウンメニューから、「同様のノードすべて」を選択します。
13. ［OK］ボタンをクリックします。

    

14. ［XSLスタイルシート生成］ボタンをクリックします。
    ⇒XSLソース表示画面が表示されます。
15. ［XSLTテスト］ボタンをクリックし、すべての画像とすべての段落が切り出されることを確認します。
16. ［XSLスタイルシート保存］ボタンをクリックし、設定画面で必要な値を入力し、保存します。

■子孫のタグごと切り出す

HTML文書内のテーブルタグなど子孫のタグを内在できるタグについて、子孫を含めたすべてを切り出すXSLスタイルシートを作成し、保存します。

操作

1. コンテンツ切り出しツールを起動し、テーブル（<table>タグ）を含むHTMLコンテンツへのURLを指定します。
   ⇒タグ選択領域にオリジナルコンテンツが表示されます。
2. ［選択可能タグの指定］ボタンをクリックします。
   ⇒選択可能タグの設定ダイアログが表示されます。ダイアログで、<td>、<tr>、<th>および<tbody>タグは対象外に設定してから、ダイアログを閉じます。

   

3. 表示されたオリジナルコンテンツ内で、テーブルコンテンツの上にマウスポインタを移動します。背景色が変わり、<TABLE>アイコンが表示されます。
4. <TABLE>アイコンをクリックします。
   ⇒選択条件を指定するダイアログが表示されます。
5. 「利用する」チェックボックスをチェックします。
6. 「出力に含める」ラジオボタンを選択します。
7. ［範囲指定］プルダウンメニューから、「指定したノードのみ」を選択します。
8. ［OK］ボタンをクリックします。

   

9. ［XSLスタイルシート生成］ボタンをクリックします。
   ⇒XSLソース表示画面が表示されます。
10. ［XSLTテスト］ボタンをクリックし、テーブルコンテンツだけが切り出されることを確認します。
11. ［XSLスタイルシート保存］ボタンをクリックし、設定画面で必要な値を入力し、保存します。

■特定の文字列で始まるすべての段落を切り出す

HTML文書内の段落（<p>タグで囲まれたテキスト）のうち、特定の文字列で開始する部分だけを切り出すXSLスタイルシートを作成し、保存します。

操作

1. コンテンツ切り出しツールを起動し、複数の段落（<p>タグ）を含むHTMLコンテンツへのURLを指定します。
   ⇒タグ選択領域にオリジナルコンテンツが表示されます。
2. 表示されたオリジナルコンテンツ内で、いずれか1つの段落上にマウスポインタを移動します。背景色が変わり、<P>アイコンが表示されます。
3. <P>アイコンをクリックします。
   ⇒選択条件を指定するダイアログが表示されます。
4. 「利用する」チェックボックスをチェックします。
5. 「出力に含める」ラジオボタンを選択します。
6. ［範囲指定］プルダウンメニューから、「同様のノードすべて」を選択します。
7. 「一致させるテキスト」チェックボックスをチェックします。
8. ［OK］ボタンをクリックします。

   

9. ［XSLスタイルシート生成］ボタンをクリックします。
   ⇒XSLソース表示画面が表示されます。
10. ［XSLTテスト］ボタンをクリックし、一致させるテキストのテキストボックス内に記述された文字列で開始するすべての段落が切り出されることを確認します。
11. ［XSLスタイルシート保存］ボタンをクリックし、設定画面で必要な値を入力し、保存します。

■特定の属性値が一致するすべての画像を切り出す

HTML文書内の画像のうち、特定の属性値が一致する画像だけを切り出すXSLスタイルシートを作成し、保存します。

操作

1. コンテンツ切り出しツールを起動し、複数の画像を含むHTMLコンテンツへのURLを指定します。
   ⇒タグ選択領域にオリジナルコンテンツが表示されます。
2. 表示されたオリジナルコンテンツ内で、いずれか1つの画像の上にマウスポインタを移動します。背景色が変わり、<IMG>アイコンが表示されます。
3. <IMG>アイコンをクリックします。
   ⇒選択条件を指定するダイアログが表示されます。
4. 「利用する」チェックボックスをチェックします。
5. 「出力に含める」ラジオボタンを選択します。
6. ［範囲指定］プルダウンメニューから、「同様のノードすべて」を選択します。
7. ［一致させる属性］リストで、一致させたい属性（例えば、alt="Fujitsu"）を選択します。
8. ［OK］ボタンをクリックします。

   

9. ［XSLスタイルシート生成］ボタンをクリックします。
   ⇒XSLソース表示画面が表示されます。
10. ［XSLTテスト］ボタンをクリックし、すべての画像が切り出されることを確認します。
11. ［XSLスタイルシート保存］ボタンをクリックし、設定画面で必要な値を入力し、保存します。