Systemwalker Centric Manager クイックガイド - UNIX/Windows(R)共通 -
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第5章 運用管理クライアント・クライアントの環境構築> 5.1 運用管理クライアント・クライアントの環境構築手順

5.1.2 Systemwalker Centric Managerのインストール

■運用管理クライアントのインストール

  1. ログオンします。

    Systemwalker Centric Managerをインストールするコンピュータにログオンします。

    Windows(R) 2000、またはWindows(R) XPにインストールする場合は、以下のどちらかでログオンしてください。

  2. インストールコマンドを起動します。
    1. ローカルインストールで行うときは、CD-ROMから、ネットワークインストールで行うときは、ネットワーク接続したドライブから起動します。
      インストールコマンドを以下に示します。

      CD-ROMまたはネットワーク接続したドライブ\swsetup.exe

    2. 以下の画面が表示されたら、“インストール”をクリックします。

  3. 以下の画面が表示されます。[次へ]ボタンをクリックします。

  4. インストール種を選択します。

    以下の画面で、インストール種別を選択し、[次へ]ボタンをクリックします。アップグレードインストールの場合には、すでにインストール済みの種別が表示され、種別を変更することはできません。

    ここでは、以下のように指定します。

  5. 以下の画面でインストールする機能を選択します。
    ここでは、“資源配付”について、詳細機能を選択します。

    1. “オプション機能の選択”の画面でインストールする機能を選択し、[詳細]ボタンをクリックします。
      ここでは、以下のように選択します。
      • [オプション]:[資源配付]
    2. [オプション機能の詳細]画面でインストールする機能の詳細を選択し、[閉じる]ボタンをクリックします。
      ここでは、以下のように選択します。
      • [オプション]:[資源配付コンソール]

    3. “オプション機能の選択”の画面で、[次へ]ボタンをクリックします。
  6. [システムレポート情報]画面が表示されます。

    [OK]ボタンをクリックします。

  7. インストール先を指定します。
    以下の画面でインストール先ディレクトリを確認し、[次へ]ボタンをクリックします。必要な容量が空き容量よりも大きい場合は、インストール先を変更してください。

  8. サービスのスタートアップアカウントを指定します。

    以下の画面で、[アカウント名]と[パスワード]を入力し、[次へ]ボタンをクリックします。

    ここでは、[アカウント名]として、“Systemwalker”を入力します。“スタートアップアカウント”として指定したユーザは、Systemwalker Centric Managerの各種サービスを起動するときのアカウントとして使用され、自動的にAdministratorsグループに所属します。

    スタートアップアカウントについて

  9. イベント通知先を設定します。
    以下の画面でイベントの通知先と、通知先への接続方法を指定し、[次へ]ボタンをクリックします。
    ここでは、以下のように指定します。
    通知先は、運用管理サーバです。

  10. 以下の画面で、何を基準に自分のホスト名を決定するか選択し、[次へ]ボタンをクリックします。
    上位のシステムは、ここで選択したホスト名を監視対象のホスト名として認識します。
    ここでは、以下のように指定します。

  11. セットアップ情報を確認します。

    以下の画面で、設定内容を確認します。[次へ]ボタンをクリックします。

    【表示される確認項目】

    インストールを開始します。

  12. システムを再起動します。

    以下の画面で、コンピュータを今すぐ再起動するかどうかを選択し、[完了]ボタンをクリックします。

“通知先へは必要な時だけ接続す”(必要時接続)を選択した場合の注意事項

“イベント監視”機能をインストールしたクライアントの導入時に運用管理サーバが未起動であった場合やイベント通知先のシステムとの通信が不可能であった場合、運用管理サーバから被監視システムに対してリモートコマンドが投入できない場合があります。
このような場合、opaconstatコマンドを被監視システムから実行し、運用管理サーバと被監視システムの間の通信経路を確立させてください。
opaconstatコマンドの実行と確認方法については、“リモートコマンドを使用可能にする”を参照してください。

スタートアップアカウントとは

システムの各種サービスプログラムを起動する時に使用されるアカウントを、スタートアップアカウントといいます。

システムに登録されていないアカウント名を入力した場合は、新規アカウントとしてシステムに新しく登録します。このとき、新規に登録するアカウントに対して、自動的に無期限パスワードを設定し、ローカルコンピュータのAdministratorsグループに所属させます。また、以下のユーザの権利を自動的に設定します。

クライアントのインストール

  1. Windows(R) XPにログオンします。
  2. インストールを開始します。

    Systemwalker Centric ManagerのCD-ROMを装置にセットすると、インストールプログラムが自動的に起動されます。セットアップ画面で“インストール”を選択し、“Systemwalkerセットアップへようこそ”の画面が表示されたら、[次へ]ボタンをクリックします。

  3. インストール種別とオプションを選択します。
    1. 以下の画面で、インストールする種別を選択し、[次へ]ボタンをクリックします。
      インストール種別とインストールされる機については、“Systemwalker Centric Manager導入手引書”を参照してください。
      ここでは、以下のように指定します。
      • [インストール種別]:[クライアント]

    2. 以下の画面でインストールする機能を選択し、[詳細]ボタンをクリックします。
      ここでは、以下のように指定します。
      • [オプション]:[リモート操作]
      • そのほかの項目:初期値

    3. 以下の画面でインストールする機能の詳細を選択し、[閉じる]ボタンをクリックします。
      ここでは、以下のように指定します。
      • [オプション]:[リモート操作クライアント]
      • そのほかの項目:初期値

    4. “オプション機能の選択”の画面で、[次へ]ボタンをクリックします。
  4. インストール先を指定します。

    “インストール先ディレクトリの指定”の画面でインストール先を確認し、[次へ]ボタンをクリックします。必要な容量が空き容量よりも大きい場合は、インストール先を変更してください。

  5. サービスのスタートアップアカウントを指定します。
  6. 資源配付クライアントの管理ファイルのパスを指定します。

    以下の画面で、管理ファイルのディレクトリのパスを指定します。
    ここでは、以下のように指定します。

  7. 資源配付のセッション開設のための情報を指定します。

    以下の画面で、資源配付のサーバへ接続する時に必要な情報を指定し、[次へ]ボタンをクリックします。

    ここでは以下のように指定します。
    接続先は、業務サーバです。

  8. ファイルコピー前の確認をします。

    “ファイルコピーの開始”の画面が表示されます。指定した内容を確認し、[次へ]ボタンをクリックします。

    インストールを開始します。

  9. コンピュータを再起動します。

    コンピュータの再起動を行うかどうかの確認画面が表示されます。再起動を行ってください。[完了]ボタンをクリックし、インストールを終了します。


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