Systemwalker Centric Manager クイックガイド - UNIX/Windows(R)共通 - |
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第4章 業務サーバの環境構築 | > 4.3 業務サーバの環境構築手順【Solaris版】 |
Systemwalker Centric Managerをインストールするサーバに、スーパーユーザでログインします。
インストール媒体を装置にセットします。ボリューム管理デーモンが動作していない場合、CD-ROMをマウントします。
CD-ROM装置のデバイス名は、環境によって異なる場合がありますので事前に確認してください。
/usr/sbin/mount -F hsfs -o ro /dev/〜 /cdrom |
備考:デバイス名(/dev/〜)は、システムによって異なる場合があります。/cdromまたは/mnt/cdromがない場合はあらかじめ作成してください。
Systemwalker Centric Managerのインストールコマンドを起動します。
# CD-ROMのマウントポイント/unx/swsetup |
以下の画面で、リターンキーを入力します。
ここでは、“3”(業務サーバ)を入力します。
インストールするオプション機能の一覧を確認する画面が表示されます。ここでは、リターンキーを入力します。
表示記号([ ])について説明します。
なお、文字コードがUTF-8の場合は、“○”が“*”、“◎”が“$”で表示されます。
ここでは、リターンキーを入力します。
ここでは、リターンキーを入力します。
業務サーバの導入時に運用管理サーバが未起動であった場合や、イベント通知先のシステムとの通信が不可能であった場合、運用管理サーバから被監視システムに対してリモートコマンドが投入できない場合があります。
このような場合、業務サーバのインストール後に、opaconstatコマンドを被監視システムから実行し、運用管理サーバと被監視システムの間の通信経路を確立させてください。
opaconstatコマンドの実行と確認方法については、“リモートコマンドを使用可能にする”を参照してください。
運用管理サーバに対してイベント通知先を設定すると、[Systemwalkerコンソール]上に自システムのノードが自動登録され、ノードプロパティ項目も自動設定されます。
自動設定されるノードプロパティ項目の詳細は、“Systemwalker Centric Manager 解説書”の“構成情報一覧”の“ノードプロパティ項目”に記載されている“イベント通知”の項目を参照してください。
DNS名を指定した場合、DNSサーバがダウンすると通知先にイベントが通知できず、運用管理サーバで異常が監視できなくなる場合があります。
この場合、DNSサーバには、Systemwalker Centric ManagerをインストールしてDNSサーバを監視対象に含めることをお勧めします。また、運用管理サーバ上でサービス稼働監視スクリプトを実行すると、DNSサーバのDOMAINサービスの稼働状態を監視することができます。サービス稼働監視スクリプトの詳細は、“Systemwalker Centric Manager スクリプトガイド”の“サービス稼働監視”を参照してください。
この画面で指定した情報は、アプリケーション管理を使用する場合の稼働監視の通知先としても使用されます。
以下の画面でイベント通知先(運用管理サーバ)のホスト名またはIPアドレスを入力します。IPアドレスは、DNSなどのネームサーバまたはhostsファイルに定義されている必要があります。
ここでは、リターンキー(必要な時だけ接続する)を入力します。
ここでは、“2”(TCP/IPプロトコルで設定されているホスト名)を入力します。
ここでは、リターンキーを入力します。
以下の画面で、Systemwalker管理者アカウントとして使用する既存の[アカウント名]と[パスワード]を入力します。
[アカウント名]は、8 バイト以内で、[パスワード]は、8バイト以内で指定します。
以下の画面で、“y”(インストールを開始する)を入力します。
インストールが正常に完了すると以下の画面が表示されます。リターンキーを入力します。
Systemwalker Centric Managerを使用する場合はシステムを再起動する必要があります。
以下にシステム再起動コマンドの例を示します。
# cd / |
Global Zoneへログインし、管理者(root)ユーザになります。
# /usr/sbin/mount -F hsfs /dev/dsk/<デバイス名> <マウント先ディレクトリ> |
# cp -rfp <CD-ROMマウントポイント>/* /PKG |
インストールしたいNon-global Zoneを作成します。(既にZoneの構築が完了している場合は、本手順は不要です。)
なお、Zoneの作成方法はSolarisのマニュアルを参照してください。
5で作成した(または既に作成済みの)Non-global Zoneを以下のコマンドで停止します。
(以降の例では、インストール対象のNon-global Zoneの名称は“SWZONE”とします。)
# /usr/sbin/zoneadm -z SWZONE halt |
以下のコマンドにより、Non-global Zoneからも4で作成したインストールCD-ROMの複製を参照できるようにします。
# zonecfg -z SWZONE zonecfg:SWZONE> add fs <- “add fs”と入力 |
以上の設定により、次回Non-global Zoneの起動時から、Global Zoneで作成したCD-ROMの複製が、Non-global Zoneの/SWPKGディレクトリから、読み込み専用ファイルシステムとして参照することが可能になります。
5で作成した(または既に作成済みの)Non-global Zoneを以下のコマンドで起動します。
# /usr/sbin/zoneadm -z SWZONE boot |
7で設定したNon-global Zoneで参照できるディレクトリから、通常どおりインストールを行います。
# /SWPKG/unx/swsetup |
以降は、“Solaris 7/8/9/10(Global Zone)の場合”の手順4からと同じです。
なお、何らかの理由でNon-global Zoneから上記のディレクトリ参照する必要がなくなった場合には、以下のコマンドにより、設定を解除することができます。
この場合も、Non-global Zoneを停止した後に作業を行ってください。
# zonecfg -z SWZONE |
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