Systemwalker Centric Manager メッセージ説明書 - UNIX/Windows(R)共通 - |
目次
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第2章 メッセージラベルのあるメッセージ |
記号:[*]について
記号:[*]は、UNIX版、Windows版の共通メッセージとして説明しています。メッセージの形式は若干違いがありますが、Windows版の形式で説明しています。UNIXの場合、MpOpaddRep: 情報: …の“情報”の部分を、以下のように読み替えてください。
Windows版での表記 |
UNIX版での表記 |
エラー |
ERROR |
警告 |
WARNING |
情報 |
INFO |
トレースの処理に失敗しました。
%1: 失敗した関数名
当メッセージの直前に出力されたメッセージを参照して、失敗の原因を取り除いてください。
メモリ不足が発生しました。
%1: メモリ不足が発生した関数名
異常にメモリを使用しているプロセスがいないか確認してください。通常より多くメモリを使用しているプロセスがある場合は、停止するなどの対処を行ってください。また、スワップ領域の拡張やメモリの増設を検討してください。
不当なデータが通知されました(内部論理エラー)。
%1: 不正なプロパティ名
保守情報収集ツールを使用し、[イベント監視]と[フレームワーク]の資料を採取して、技術員に連絡してください。保守情報収集ツールの使用方法については、“対処方法の各手順”の“保守情報の収集方法”を参照してください。
関数の実行に失敗しました。
%1: 失敗した関数名
%2: 詳細情報
保守情報収集ツールを使用し、[イベント監視]と[フレームワーク]の資料を採取して、技術員に連絡してください。保守情報収集ツールの使用方法については、“対処方法の各手順”の“保守情報の収集方法”を参照してください。
Systemwalker Centric Managerが起動されていません。
%1: エラー番号またはObjectDirector例外クラス名
%2: ObjectDirectorエラーマイナーコード
運用管理サーバ上で、Systemwalker Centric Managerを再起動してください。Systemwalker Centric Managerの再起動方法については、“対処方法の各手順”の“Systemwalker Centric Managerの起動/停止”を参照してください。
なお、大量メッセージ発生中にSystemwalker Centric Managerを停止した場合、問題ないため対処は不要です。
Systemwalker Centric Managerのセットアップが実行されていないか、通信エラーが発生しています。
%1: エラー番号またはObjectDirector例外クラス名
%2: ObjectDirectorエラーマイナーコード
Systemwalkerセットアップ情報表示コマンド(MpFwSetupInfo)を実行して、セットアップを実行しているか、また正常に実行されているか確認してください。
Systemwalker Centric Managerのセットアップが実行されていない場合は、セットアップを実行し、Systemwalker Centric Managerを再起動してください。その他、調査が必要な場合、保守情報収集ツールを使用し、[イベント監視]と[フレームワーク]の資料を採取して、技術員に連絡してください。
Systemwalker Centric Managerの再起動方法および保守情報収集ツールの使用方法については、“対処方法の各手順”の“Systemwalker Centric Managerの起動/停止”および“保守情報の収集方法”を参照してください。
システムエラーが発生しました。
%1: エラー番号またはObjectDirector例外クラス名
%2: ObjectDirectorエラーマイナーコード
保守情報収集ツールを使用し、[イベント監視]と[フレームワーク]の資料を採取して、技術員に連絡してください。保守情報収集ツールの使用方法については、“対処方法の各手順”の“保守情報の収集方法”を参照してください。
同一ホスト名または同一IPアドレスのノードが既に定義されています。受信イベントは破棄されます。
%1: ホスト名
%2: IPアドレス
例えば、1つのシステムに複数(ここでは2つ)のIPアドレスがあるとします。このとき、運用管理サーバ上でSystemwalkerの構成情報が、以下のように別々のノードとして登録されているとします。
ネットワークタブ |
インタフェースタブ |
|
ホスト名 |
ホスト名 |
IPアドレス |
nodeA1 |
nodeA1 |
10.10.10.1 |
ネットワークタブ |
インタフェースタブ |
|
ホスト名 |
ホスト名 |
IPアドレス |
nodeA2 |
nodeA2 |
10.10.10.2 |
このとき、ホスト名、IPアドレスが“nodeA1”、“10.10.10.2”となっていた場合、以下の対処を実施してください。
[Systemwalkerコンソール]で、該当ノードが1つのノードとして定義されているか確認します。定義されていない場合は、[Systemwalkerコンソール]より該当ノードのノードプロパティを以下のようにまとめるように定義してください。ここでは、ホスト名を“nodeA”としています。
ネットワークタブ |
インタフェースタブ |
|
ホスト名 |
ホスト名 |
IPアドレス |
nodeA |
nodeA1 nodeA2 |
10.10.10.1 10.10.10.2 |
注) nodeA1の10.10.10.2のデータが発生する原因
Systemwalkerでは通信に使用したIPアドレスを、メッセージに付加して処理します。複数インタフェースを持つシステムの場合、この通信に使用するIPアドレスが一意になりません。このため、メッセージに付加されるホスト名とIPアドレスの組み合わせは不定です。
定義ミスなどにより運用管理サーバ上のSystemwalkerの構成情報が以下のようになった場合、[Systemwalkerコンソール]で、構成情報(ノードプロパティ)を正しく変更してください。
|
ホスト名 |
IPアドレス |
ホストA |
nodeA |
10.10.10.1 |
ホストB |
nodeB |
10.10.10.2 |
ネットワークタブ |
インタフェースタブ |
|
ホスト名 |
ホスト名 |
IPアドレス |
nodeA |
nodeA |
10.10.10.2 |
ネットワークタブ |
インタフェースタブ |
|
ホスト名 |
ホスト名 |
IPアドレス |
nodeB |
nodeB |
10.10.10.1 |
同一ホスト名のシステムが監視システム配下中に既に存在している可能性があります。同一ホスト名のシステムが複数存在する環境で、イベント監視はできません。そのため、同一ホスト名のシステムが存在していないか確認してください。存在する場合、自身のホスト名を適切なホスト名に設定しなおした後、上記設定を実施してください。ホスト名またはIPアドレスが重複しないよう環境を見直してください。
他コンポーネントにより、ノードがロックされています。受信イベントは破棄されます。
%1: ホスト名
%2: IPアドレス
本メッセージが繰り返し出力される場合、保守情報収集ツールを使用し、[イベント監視]と[フレームワーク]の資料を採取して、技術員に連絡してください。保守情報収集ツールの使用方法については、“対処方法の各手順”の“保守情報の収集方法”を参照してください。
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