Systemwalker Centric Manager メッセージ説明書 - UNIX/Windows(R)共通 -
目次 前ページ次ページ

第2章 メッセージラベルのあるメッセージ

2.62 MpOpaddMgrで始まるメッセージ

記号:[*]について

記号:[*]は、UNIX版、Windows版の共通メッセージとして説明しています。メッセージの形式は若干違いがありますが、Windows版の形式で説明しています。UNIXの場合、MpOpaddMgr: 情報: …の“情報”の部分を、以下のように読み替えてください。

Windows版での表記

UNIX版での表記

エラー

ERROR

警告

WARNING

情報

INFO

 


 

[*]
MpOpaddMgr: エラー: 1: Failed in the transaction of trace(%1)

【メッセージの意味】

トレースの処理に失敗しました。

【パラメタの意味】

%1: 失敗した関数名

【対処方法】

当メッセージの直前に出力されたメッセージを参照して、失敗の原因を取り除いてください。


 

[*]
MpOpaddMgr: エラー: 2: Insufficient memory(%1)

【メッセージの意味】

メモリ不足が発生しました。

【パラメタの意味】

%1: メモリ不足が発生した関数名

【対処方法】
[確認ポイント]

異常にメモリを使用しているプロセスがいないか確認してください。

[対処]

通常より多くメモリを使用しているプロセスがある場合は、停止するなどの対処を行ってください。また、スワップ領域の拡張やメモリの増設を検討してください。


 

[*]
MpOpaddMgr: エラー: 3: IIllegal event(%1)

【メッセージの意味】

不当なデータが通知されました(内部論理エラー)。

【パラメタの意味】

%1: プロパティ名

【対処方法】

保守情報収集ツールを使用し、[イベント監視]と[フレームワーク]の資料を採取して、技術員に連絡してください。保守情報収集ツールの使用方法については、“対処方法の各手順”の“保守情報の収集方法”を参照してください。


 

[*]
MpOpaddMgr: エラー: 5: Error occurred in Helpdesk Function(%1)

【メッセージの意味】

ヘルプデスク機能でエラーが発生しました。

【パラメタの意味】

%1: エラー詳細情報

【対処方法】

ヘルプデスク機能の動作環境の作成を確認してください。動作環境の作成を行った場合は、動作が正常であるか確認してください。ヘルプデスク機能については“Systemwalker Centric Manager 導入手引書”を参照してください。

ヘルプデスク機能が正常である場合は、保守情報収集ツールを使用し、[イベント監視]と[フレームワーク]の資料を採取して、技術員に連絡してください。保守情報収集ツールの使用方法については、“対処方法の各手順”の“保守情報の収集方法”を参照してください。


 

[*]
MpOpaddMgr: エラー: 6: Cannot use Helpdesk Function(%1)

【メッセージの意味】

ヘルプデスク機能のための初期化処理でエラーが発生したため、ヘルプデスク機能は使用できません。

【パラメタの意味】

%1: エラー詳細情報

【対処方法】

ヘルプデスク(障害票自動発行)との連携機能を使用する場合は、ヘルプデスクの動作環境の作成が必要です。ヘルプ動作環境の作成については、“Systemwalker Centric Manager 導入手引書”を参照してください。


 

[*]
MpOpaddMgr: エラー: 7: Internal error(%1)

【メッセージの意味】

内部動作に異常が発生しています。

【パラメタの意味】

%1: エラー詳細情報

【対処方法】

保守情報収集ツールを使用し、[イベント監視]と[フレームワーク]の資料を採取して、技術員に連絡してください。保守情報収集ツールの使用方法については、“対処方法の各手順”の“保守情報の収集方法”を参照してください。


 

[*]
MpOpaddMgr: エラー: 9: Systemwalker Centric Manager is not running. Please restart Systemwalker Centric Manager on the Operation Management Server.(Detailed code=%1, %2)

【メッセージの意味】

Systemwalker Centric Managerが起動されていません。

【パラメタの意味】

%1: エラー番号またはObjectDirector例外クラス名

%2: ObjectDirectorエラーマイナーコード

【対処方法】

運用管理サーバ上で、Systemwalker Centric Managerを再起動してください。Systemwalker Centric Managerの再起動方法については、“対処方法の各手順”の“Systemwalker Centric Managerの起動/停止”を参照してください。


 

[*]
MpOpaddMgr: エラー: 10: Systemwalker Centric Manager Setup has not been executed or there is a communication error.(Detailed code=%1, %2)

【メッセージの意味】

Systemwalker Centric Managerのセットアップが実行されていないか、通信エラーが発生しています。

【パラメタの意味】

%1: エラー番号またはObjectDirector例外クラス名

%2: ObjectDirectorエラーマイナーコード

【対処方法】

Systemwalkerセットアップ情報表示コマンド(MpFwSetupInfo)を実行して、セットアップを実行しているか、また正常に実行されているか確認してください。

Systemwalker Centric Managerのセットアップが実行されていない場合は、セットアップを実行し、Systemwalker Centric Managerを再起動してください。

その他、調査が必要な場合、保守情報収集ツールを使用し、[イベント監視]と[フレームワーク]の資料を採取して、技術員に連絡してください。

Systemwalker Centric Managerの再起動方法および保守情報収集ツールの使用方法については、“対処方法の各手順”の“Systemwalker Centric Managerの起動/停止”および“保守情報の収集方法”を参照してください。


 

[*]
MpOpaddMgr: エラー: 11: A system error occurred.(Detailed code=%1, %2)

【メッセージの意味】

システムエラーが発生しました。

【パラメタの意味】

%1: エラー番号またはObjectDirector例外クラス名

%2: ObjectDirectorエラーマイナーコード

【対処方法】

保守情報収集ツールを使用し、[イベント監視]と[フレームワーク]の資料を採取して、技術員に連絡してください。保守情報収集ツールの使用方法については、“対処方法の各手順”の“保守情報の収集方法”を参照してください。


 

[*]
MpOpaddMgr: 警告: 12: An unregistered event type was received. (type=%1, hostname=%2)

【メッセージの意味】

運用管理サーバが受信したメッセージが以下のどちらかの条件に一致したため、監視イベント一覧に表示されません。

注)
メッセージのデータには初期設定、または[イベント監視の条件定義]により、監視イベント種別が付加されます。ただし、初期設定の監視イベント種別が付加されないメッセージも存在します(監視イベント種別が空欄になります)。
【パラメタの意味】

%1: メッセージに付加されている監視イベント種別

%2: メッセージ発生元ホスト名

【対処方法】

運用管理サーバで監視イベント種別不一致イベント表示コマンド(opmumchdsp)を実行し、本メッセージ発生のきっかけとなったメッセージを確認してください。

確認の結果、監視が必要なメッセージである場合は、[イベント監視の条件定義]を使用し、該当メッセージに[サーバ環境定義]に登録されている監視イベント種別を付加してください。監視が不要なメッセージである場合、[イベント監視の条件定義]を使用し、該当イベントを[ログ格納しない]定義を実施してください。

監視イベント種別が正しく登録されている場合、監視イベント種別の設定後にサービスの再起動が未実施のため定義が有効になっていません。運用管理サーバでSystemwalker Centric Managerの再起動を実施してください。


目次 前ページ次ページ

All Rights Reserved, Copyright (C) 富士通株式会社 1995-2007