Systemwalker Centric Manager スクリプトガイド - UNIX/Windows(R)共通 - |
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第4章 導入と削除 |
[Systemwalkerコンソール]で以下の操作を行い、ポリシーの設定をします。
運用管理サーバ上で自動起動させる単体起動型スクリプトの設定をします。
配付先でのスクリプトの格納先、配付対象になるスクリプトおよび配付先で自動起動される単体起動型スクリプトの設定をします。
[配付先でのスクリプト格納ディレクトリ]
配付先でのスクリプトファイルの格納先をWindowsの場合、UNIXの場合でそれぞれ127バイト以内のフルパスで指定します。ただし、配付するスクリプトファイルの名前(共通管理ディレクトリからの相対パス名)との合計が240バイト以内になるように指定してください。
[スクリプトファイルの配付対象]
配付対象とするスクリプトを指定します。
[Systemwalkerコンソール]で以下の操作を行い、運用管理サーバ上またはポリシー配付先で単体起動型スクリプトを自動起動させる設定をします。
[ポリシー]メニューの[ポリシーの定義]から[スクリプト]−[運用管理サーバ]を選択します。
配付先のノード/フォルダを選択し、[ポリシー]メニューの[ポリシーの定義]から[スクリプト]−[フォルダ]または[ノード]を選択し、[スクリプト動作設定]ダイアログボックスを起動させ、[自動起動]タブを選択します。
注)[ポリシー配付]タブは[運用管理サーバ]選択時には表示されません。
[自動起動する]チェックボックス
選択したスクリプトを自動起動させる場合は、チェックを入れます。
(以下は自動起動させる場合に入力します。)
[パラメタ]
自動起動時にスクリプトに指定する[パラメタ]を255バイト以内で入力します。
[起動時のディレクトリ]
自動起動時にスクリプトが動作するディレクトリを動作システムがWindowsの場合、UNIXの場合でそれぞれ指定します。
[ディレクトリを指定]を選択した場合は、ディレクトリ名を255バイト以内のフルパスで入力します。
本機能により自動起動されたスクリプトが標準出力・標準エラー出力へ出力した情報は、スクリプトが動作したシステム上の以下のファイルへ格納されます。
【Windows版】
Systemwalkerインストールディレクトリ\mpwalker.dm\mpsc\log\at_実行名0.log |
【UNIX版】
/var/opt/FJSVssc/log/at_実行名0.log |
※"実行名"の部分は自動起動対象のスクリプトに定義された実行名に置き換えられます。
※ファイルは"〜0.log"と"〜1.log"がスクリプトごとにサイクリックに使用され、ファイルサイズが50KBを超えたら切り替わリます。
※自動起動されたスクリプトが標準出力・標準エラー出力へ出力した情報は、1行のデータ長が4096バイトより大きい場合、取得できた文字列の最後に"\"(円記号)をつけて複数行に分けて出力します。
出力情報の各行(改行ごと)の先頭には出力された日時および出力先(標準出力の場合"STDOUT"、標準エラー出力の場合"STDERR")の情報が付加されます。
[出力例]
Wed Jan 16 16:05:36 2002 STDOUT ユーザスクリプト01の処理を開始します。 |
自動起動されたスクリプト内で、execを使用して、バックグラウンドで実行したコマンドが標準出力・標準エラー出力へ出力した情報も、ログファイルへ格納されます。ただし、そのコマンドが、バッファに残っているすべてのデータをファイルに強制的出力(フラッシュ)していない場合は、ログファイルへの書き込みが遅れる場合があります。
[UNIX版]
自動起動スクリプトのパラメタにUTF-8固有文字を使用する場合は、以下の手順で設定してください。
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