Systemwalker Centric Manager スクリプトガイド - UNIX/Windows(R)共通 - |
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第3章 サンプルスクリプトのカスタマイズ | > 3.3 単体起動型スクリプトのカスタマイズ |
監視対象ノードで動作するサービス(HTTP/SMTPなど)に対し、一定間隔で稼働状況の監視を行い、指定時間内に応答がない、またはエラーが発生した場合、運用管理サーバ、または部門管理サーバへイベントを通知します。
サービス稼働監視では、以下のサービスをサポートしています。
OS種別 |
格納場所とファイル名 |
Windows |
Systemwalkerインストールディレクトリ\mpwalker.dm\mpsc\sample\snmsmt.swt |
Solaris |
/etc/opt/FJSVssc/sample/snmsmt.swt |
Linux |
/etc/opt/FJSVssc/sample/snmsmt.swt |
HP-UX |
提供なし |
AIX |
提供なし |
Windowsの場合、Administrator権限が必要です。
UNIXの場合、root権限が必要です。
編集可能な項目を以下に示します。各項目の詳細については、格納されているサンプルスクリプトを参照してください。
動作定義パート[単独定義型]の規約に従い編集します。
動作定義パート[単独定義型]の規約に従い編集します。
動作定義パート[単独定義型]の規約に従い編集します。
設定項目は以下のとおりです。
MpNsagtMain: ERROR: 2002: サービス稼動監視に必要なMpSmtcltoolコマンドが見つかりません。(監視元:%1) |
リトライ回数は監視対象サービスへの接続に失敗した場合の、再接続試行回数を表します。
そのため、接続という概念のないサービスを監視する場合はこのパラメタは無視されます。
また、受信データの読み取りに失敗した場合の再試行(リードリトライ)は行いません。
HTTP
HTTPS
SMTP
FTP
NNTP
TELNET
POP3
DOMAIN (※)
ICMP
※) DOMAINサービスの稼働監視は、まずUDP/IPにて稼働監視を行い、次にTCP/IPにて稼働監視を行います。
UDP/IPには接続という概念はありませんのでUDP/IPでの稼働監視時にはリトライ 回数は無効となります。
TCP/IPでの稼働監視時にのみ、リトライ回数が有効となります。
HTTP/HTTPSサービスの監視では、チューニングパラメタにより以下の処理を行います。
この要求の結果として返されるHTTPステータスコードにより、下表のとおり判定を行います。
ステータスコード |
判定 |
|
200〜299 |
要求成功を意味する |
稼働 |
100〜199 |
インフォメーション |
停止 |
監視対象ホストに対し、ポート番号80で動作するHTTPサービスの稼働状態をチェックし、異常発生時、運用管理サーバへイベント通知を行います。
set ObservationInterval {60}
set g(Dual) ON
lappend Parameters \ {hostname, HTTP, 80, 1, 1, http://hostname/test.htm, OFF}
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