Systemwalker Centric Manager スクリプトガイド - UNIX/Windows(R)共通 -
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第2章 文法> 2.3 Systemwalkerスクリプトで使用するコマンド・制御文

2.3.16 regexp(文字列と正規表現のマッチング検査と一致部分の切り出しをする)

◆機能説明

文字列と正規表現のマッチング検査と、一致部分の切り出しをします。

◆記述形式

regexp exp stringmatchvar】 【submatchvar1 submatchvar2 ....

◆オプション

exp
正規表現を指定します。
string
検査対象となる文字列を指定します。
matchvar
一致した場合に、string中の正規表現に一致している部分を切り出して格納する変数の名前を指定します。省略時は、一致した部分の格納が行われません。
submatchvar
一致した場合に、string中で正規表現内の“()”(小括弧)で囲まれた部分に一致している部分を切り出して格納する変数の名前を指定します。省略時は、一致した部分の格納が行われません。

正規表現とは、文字列の構造を記号で表したもので、本コマンドはstringで指定した文字列中に、正規表現expで表した構造に一致する部分があるか検査するものです。
一致した場合は、expで表した構造に一致した部分を、stringから切り出し、matchvarの変数に格納します。
また、正規表現中には、任意の箇所に任意の個数だけ、文字列の切り出し箇所を指定可能で、その指定がある場合は、前から順にsubmatchvarの変数に格納されます。
正規表現の書き方については、“正規表現”を参照してください。

◆復帰値

0:
一致しませんでした。
1:
一致しました。

◆使用例

◆実行結果/出力形式

なし


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