Systemwalker Centric Manager リファレンスマニュアル - UNIX/Windows(R)共通 -
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1.2.236 poin1(イベント監視の条件のポリシー登録コマンド)
■機能説明
本コマンドは、pooutコマンドで切り出したポリシーをノードのポリシーとして登録します。登録した後は、ポリシーの配付操作が必要です。
■記述形式
poin1 |
-n NodeName |-i IPADDR|-f FolderName -d DirName |
■オプション
- -n NodeName:
- ポリシーを設定するノードの表示名を指定します。
- -i IPADDR:
- ポリシーを設定するノードのIPアドレスを指定します。
- -f FolderName:
- ポリシーを設定するフォルダの表示名を指定します。
- -d DirName:
- 定義が格納されているディレクトリ名をフルパスで指定します。このディレクトリにpooutコマンドで出力したファイルをあらかじめ配置します。
■復帰値
- 0:
- 正常終了
- 1:
- コマンドの実行権がありません。または、指定したオプションが正しくありません。
- 2:
- 指定されたノードは存在しません。
- 3:
- ファイルのコピーに失敗しました(ディレクトリ名異常/アクセス権なし)。
- 4:
- Systemwalkerが起動されていません。
- 10:
- システムエラーが発生しました。
■参照
poout(イベント監視の条件のポリシー移出コマンド)
表:イベント監視用コマンド
■コマンド格納場所
Windows |
Systemwalkerインストールディレクトリ\mpwalker\mpaosfsv\bin |
Solaris
Linux |
/opt/FJSVfwaos/usr/bin |
■実行に必要な権限/実行環境
【Windows】
- Administrator権限/DmAdmin権限が必要です。
- Windows Vista で本コマンドを実行する場合、[管理者として実行]を選択して起動したコマンドプロンプト上で実行してください。
以下にコマンドプロンプトの起動例を示します。
例:
[スタート]-[アクセサリ]-[コマンド プロンプト]を右クリックして表示されるメニューから、[管理者として実行]を選択して起動する。
- 運用管理サーバで実行可能です。
【Solaris/Linux】
- システム管理者(スーパーユーザ)権限が必要です。
- 運用管理サーバで実行可能です。
■注意事項
- 本コマンドを起動する場合、Systemwalkerが起動されている必要があります。
- ポリシーを登録するフォルダの表示名が重複していた場合には、本コマンドでポリシーを登録することはできません。その場合には、フォルダ内のそれぞれのノードに対してポリシーを登録してください。
- ポリシーを登録するノードの表示名が重複していた場合には、本コマンドでポリシーを登録することはできません。その場合には、表示名ではなく、ノードのIPアドレスを指定してください。
- poout(イベント監視の条件のポリシー移出コマンド)でポリシーを移出した場合、データはpooutで指定したディレクトリにMpAosfBディレクトリを作成して出力します。poin1コマンドの“-d"オプションには、pooutコマンドで指定したディレクトリ名+“MpAosfB”を指定してください。
- 以下の場合、本コマンドは使用しないでください。
- 同一ノード/フォルダへpoin1コマンドによるイベント監視の条件のポリシー定義の登録中
- イベント監視の定義画面([イベント監視の条件定義]画面、[アクション環境設定]画面)によるイベント監視の条件のポリシー定義更新中
- ポリシーの簡易設定中
■使用例1
【Windows版】
ノード“名古屋支店”に、ディレクトリ“a:\nagoya”に切り出したポリシーを設定します。
poin1 -n 名古屋支店 -d a:\nagoya\MpAosfB
【Solaris/Linux版】
ノード“名古屋支店”に、ディレクトリ“/tmp/nagoya”に切り出したポリシーを設定します。
poin1 -n 名古屋支店 -d /tmp/nagoya/MpAosfB
■使用例2
【Windows版】
フォルダ“名古屋”に、ディレクトリ“a:\nagoya”に切り出したポリシーを設定します。
poin1 -f 名古屋 -d a:\nagoya\MpAosfB
【Solaris/Linux版】
フォルダ“名古屋”に、ディレクトリ“/tmp/nagoya”に切り出したポリシーを設定します。
poin1 -f 名古屋 -d /tmp/nagoya/MpAosfB
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