Symfoware Active DB Guard 設計・セットアップガイド |
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第4章 セキュリティ運用 |
ここでは、Active DB Guardのセキュリティ運用での環境構築方法について説明します。
構築の種類 |
考慮する点 |
---|---|
セットアップ |
通常のセットアップと同等 ただし、運用資源については資源の属性設定機能で対策を実施する。 |
運用環境の変更 |
通常のセットアップと同等 ただし、資源の削除については、“OSに返却済の資源の保護”を実施する。 |
バックアップセンタの閉鎖 |
パッケージの削除はpkgrmを利用する。 資源の削除については、“OSに返却済の資源の保護”を実施する。 |
セットアップ時のポイントを以下に説明します。
RERUNログ抽出ファイルの削除処理はrdbbcrefコマンドによるRERUNログ反映終了後に非同期で実施しています。ディスクへのI/O負荷を軽減する場合には、RLP動作環境ファイルのEXT_FILE_CLEARパラメタにNOを指定してください。EXT_FILE_CLEARパラメタの詳細については、“OSに返却済の資源の保護”を参照してください。
作業域ファイルの削除処理はオフラインの延長で実施しています。このため、センタ切り替えなどで本処理時間を削減する場合には、RLP動作環境ファイルのEXT_WORK_CLEARパラメタにNOを指定してください。EXT_WORK_CLEARパラメタの詳細については、“OSに返却済の資源の保護”を参照してください。
セットアップ時の注意事項を以下に説明します。
Active DB Guardのセキュリティ運用を行う場合は、Symfoware Serverを標準セキュリティ運用でインストールしてください。詳細は、“Symfoware Server インストールガイド(サーバ編)”を参照してください。
Symfoware Serverが標準セキュリティ運用の場合、同一サーバ上にACMのマネージャはインストールできません。このため、Storage管理サーバ(ACMのマネージャをインストールするサーバ)を別に用意する必要があります。詳細は、“ETERNUS SF AdvancedCopy Manager 導入手引書”を参照してください。
Symfoware Serverの資源削除の詳細は、“Symfoware Server セキュリティ運用ガイド”を参照してください。
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