Symfoware Active DB Guard 設計・セットアップガイド
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第3章 クラスタシステムへの導入について> 3.3 ロードシェア運用

3.3.1 新規導入時のセットアップ手順

Active DB Guardを新規に導入する場合のセットアップの流れは、Capitalシステム、Satelliteシステムで共通です。

以下に、Active DB Guradの新規導入時のセットアップの流れについて、説明します。

[図:新規導入時のセットアップ手順]

太線で囲んでいる手順は、“ロードシェア運用のセットアップ操作”で説明します。

Active DB GuardはストレージシステムとしてETERNUSを使用し、ETERNUSのリモートコピー機能を使用して、相手システムとの連携を行います。このため、Active DB Guardのセットアップを開始する前に、ETERNUSの以下の設定を完了させてください。
ETERNUSの各種設定については、“ETERNUSmgr ユーザーガイド 設定/保守編”を参照してください。

セットアップの作業項目について、ノード別の実施要否および作業説明の参照先を以下の表に示します。

[表:ノード別セットアップ作業の要否および参照先]

作業項目

運用ノード

待機ノード

参照先

Symfoware/RDBの環境作成

Symfoware/RDBの環境作成

サブプロシジャの登録

サブプロシジャの登録

リソースの作成とクラスタアプリケーションの作成

リソースの作成とクラスタアプリケーションの作成

ACMのクラスタアプリケーションへの登録

ACMのクラスタアプリケーションへの登録

クラスタアプリケーションの起動

クラスタアプリケーションの起動

データベース定義およびデータの創成

×

運用対象のデータベース定義とデータ創成

RLP名の決定

×

RLP名の決定

システムの時刻合わせ

システムの時刻合わせ

ACMのセットアップ

×

ACMのセットアップ

複写用ローデバイスの作成

×

複写用ローデバイスの作成

システム間での複写用ローデバイスの対応付け

×

システム間での複写用ローデバイスの対応付け

RDB構成パラメタファイルの編集

RDB構成パラメタファイルの編集

BC構成パラメタファイルの編集

BC構成パラメタファイルの編集

クラスタアプリケーションの停止

クラスタアプリケーションの停止

GDSリソースの活性

GDSリソースの活性

BCログ管理ファイルの作成

×

BCログ管理ファイルの作成

RLP定義ファイルの編集

×

RLP定義ファイルの編集

RLP動作環境ファイルの編集

RLP動作環境ファイルの編集

RLMおよびRLCの作成

×

RLMおよびRLCの作成

データベース環境の複写

×

データベース環境の複写

BC管理DBの作成

×

BC管理DBの作成

RERUNログ引継ぎファイルの作成

×

RERUNログ引継ぎファイルの作成

資源の関連付け

×

システム間のデータベース資源の関連付け

○:実施必要
×:実施不要


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