PRIMECLUSTER Global Link Services 説明書 4.2 (伝送路二重化機能編) (Linux版)
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付録E バージョン毎の変更点> E.1 伝送路二重化機能4.0A20から4.1A20への変更点

E.1.3 非互換機能

伝送路二重化機能4.1A20において、前バージョンから非互換となる機能は以下の通りです。

(1) 待機ノードのリソース状態監視機

【内容】

クラスタアプリケーション作成時に“StandbyTransition”属性に値を設定することにより、待機ノードのGLSリソースを“Standby”状態へ遷移させ、待機ノードのGLSリソースの状態を監視できます。なお、値を設定しない場合は、待機ノードのGLSリソース状態を監視しません。詳細は“5.3 待機ノードのリソース状態監視”を参照してください。

【変更点】

変更前

GLSリソースは"Offline"状態となり、待機ノードのGLSリソース状態を監視しません。

変更後

GLSリソースを“Standby”状態へ遷移させ、待機ノードのGLSリソースの状態を監視できます。

【注意事項】

(2) インタフェース状態監視機

【内容】

利用者が誤って、ifconfigコマンド等を使い、GLSで設定した物理インタフェースをUp/Downした場合、運用上の本来の状態に復元します。詳細は“2.3.3 インタフェース状態監視機能”を参照してください。

【変更点】

変更前

運用上の本来の状態に復元しません。

変更後

運用上の本来の状態に復元します。

【注意事項】


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