NETSTAGE/Ft説明書
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第4章 通信環境定義> 4.6 TICFの定義

4.6.1 hostsファイル

ホストシステム定

ホストシステム定義は、TICFが参照する/etc/opt/FJSVvcph/vcph/ticf/hostsファイルに定義します。

chknftコマンドは、VCP/Hのfnahparmファイルに指定した自ホストシステム名と相手ホストシステム名がホストシステム定義のhost_nameに定義しているかをチェックします。host_name以外のパラメタはチェックしません。

また、誤った定義の行がTICFのhostsファイルの途中にある場合、それ以降の行はすべて無効となるため、正しい行も定義情報が見つかりません。

chknftコマンドのエラーメッセージから原因箇所を特定しやすくするために、VCP/Hのfnahparmファイルに定義したTICFホストシステム名の順に、TICFのhostsファイルの内容を定義することをお勧めします。

chknftコマンドは、host_name以外のオペランドをチェックしません。

■記述形式

■パラメタ

◆host_name

TICFホストシステム名を、英字から始まる8文字以内の英数字で指定します。

本パラメタの値は、以下のファイルで一意となる英数字で指定します。

◆inet_host_name

INETホストシステム名は、英字から始まる20文字以内の英数字で指定します。

このホストシステム名は、/etc/hostsに定義したホストシステム名を指定します。

本パラメタは必ず指定してください。

また、INETホスト名に続けて“:6-”と指定することで、IPv6を選択します。

◆pu_no

PUの識別のための番号を、2桁の16進数で指定します。

指定可能な値の範囲は、01≦PU番号≦feです。

端末のPU番号は、同じinet_host_nameの中で一意の値を指定します。

NETSTAGE/FtのPU番号は、01を指定してください。

本パラメタは必ず指定してください。

◆terminal_name

IPアドレスの代わりに端末を識別するための端末名を、英字から始まる64文字以内の英数字で指定します。

本パラメタは省略できます。

■定義例


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