NETSTAGE/Ft説明書
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第4章 通信環境定義> 4.3 EONF通信ドライバの定義

4.3.3 vluファイル

自通信資源定

自通信資源定義は、自ホストシステムの通信資源の情報を定義します。

■記述形式

■定義名

◆自通信資源名

自通信資源名を8文字以内で指定します。

自通信資源名は、EONF通信ドライバが制御するFNA通信資源を指定します。

■オペランド

◆procgr

自通信資源が所属するプロセスグループ名を指定します。

指定したプロセスグループ定義文の定義名は、プロセスグループ定義ファイルに定義されている必要があります。

本オペランドは必須です。

◆shost

自通信資源が所属する自ホストシステムを定義した自ホストシステム定義文の定義名を指定します。

指定した自ホストシステム定義文の定義名は、自ホストシステム定義ファイルに定義されている必要があります。

本オペランドは必須です。

◆term

端末プロフィル名を指定します。

本オペランドは必須です。

rrcinfオペランドを指定した場合には、FNAプロトコル情報定義文で記述したFNAプロトコル情報が有効(上書き)となります。

FNAプロトコル情報定義文で記述していないFNAプロトコル情報については、本オペランドで指定した端末プロフィルに対応したFNAプロトコル情報を採用します。

rrcinfオペランドを指定した場合には、FNAプロトコル情報定義文の定義名がログオンモード名となります。

指定可能な端末プロフィル名を、表 4.5に示します。

詳細については、“2.3 端末プロフィル”を参照してください。

[表 4.5 端末プロフィル一覧]

端末プロフィル名

端末種別

actrm001

定形式コマンドでログオン/ログオフを行うAC端末

actrm003

F9526/F6650/F6680ディスプレイ系AC端末(および相当端末)

actrm004

F9526/F6650/F6680プリンタ系AC端末(および相当端末)

actrm009

その他AC端末

◆rrcinf

FNA通信プログラムとの間で使用するFNAプロトコル情報を定義したrrcinf名を指定します。

指定したFNAプロトコル情報定義文の定義名は、FNAプロトコル情報定義ファイルに定義されている必要があります。

本オペランドは、省略することができます。

◆vpacing

相手通信資源から一度に受信できる通常フローデータの数を10進数で指定します。

指定可能な範囲は、0≦通常フローデータ数≦63 です。

本オペランドに0を指定すると、相手通信資源から一度に受信できる通常フローデータの数を制限しないことを意味します。

本オペランドを省略した場合は、1を指定したものとします。

■定義例


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