Linkexpress 運用ガイド
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付録B 分散型システム連携の業務定義への移行

B.3 自側DB格納イベントによるDB格納への移行手順

lxstrdbコマンドによるDBサービスを自側DB格納イベントに移行する手順を以下に示します。この運用形態の場合、DBサービスの情報は自側DB格納イベントの情報として設定します。

業務作成手順

(1) 業務定義ウィンドウで、自側DB格納イベントのアイコンを選択します。

(2) ツールバーのアイコンをクリックし、詳細表示に切り替えます。

(3) DB属性情報インポートにより、用意したDBサービス定義ファイルを読み込みます。

複数のDBサービス定義を記述した定義ファイルの場合、DBサービス選択メニューが開きます。メニューから読み込み対象のDBサービス名(INTABLE識別名)を選択してください。(注)

注) 自側DB格納イベントに既存DBサービスを読み込んだ場合、一部の設定値が変更されます。詳細は「付録B.8 移行における留意事項」を参照してください。

(4) DBサービスグループ名を設定します。

(5) lxstrdbコマンドの実行権を持つ利用者の情報を、自側利用者名/自側パスワードに設定します。

(6) 必要に応じて設定内容(DBアクセス用セキュリティ情報の設定など)を変更します。Oracleへの移行など、データベース種別の変更はこの段階で行ってください。

(7) DB動作環境定義をカストマイズする場合、項目欄をクリックして設定内容を変更します。(Linkexpressクライアントで指定したDB動作環境定義がLXDBENV環境変数で指定したファイルよりも優先します)

(8) [ファイル]−[業務定義の登録]を選択し、業務定義の登録を行います。この時、DBサービスの運用は自動的に開始します。

(9) DBサービス定義および業務定義の登録結果は、業務監視ウィンドウのクライアントログ(緑色文字のログ)で確認できます。

(10) [ファイル]−[業務定義の反映]を選択し、業務定義の反映を行います。以上の操作で定義の移行は完了です。

業務の実行/確認

格納処理の実行は以下の操作で行います。

(11) 業務監視ウィンドウを開き、[業務開始]コマンドをクリックすることで、DBへのデータ格納を実行します。

格納結果の確認は以下の操作で行います。

(12) 業務の実行結果は業務監視ウィンドウのステータスバーで確認できます。

ただし、DBサービスの詳細な状態は確認できません。lxdspsvコマンドと同等の情報を参照するには、業務監視ウィンドウから[表示]−[DBサービス状態の表示]コマンドを利用してください。

また、格納処理にともなうDB連携機能のメッセージは、格納処理を実施したサーバでシステムメッセージ(イベントログ)を参照してください。


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