Linkexpress 運用ガイド |
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付録A ダウンロード型システム連携(DB連携機能) | > A.4 ダウンロード型システム連携の操作 |
PCサーバ上のLinkexpressでダウンロード型システム連携を実行する場合、サービスの種類によって操作方法が異なります。自局主導モードのオンラインサービスとオフラインサービスではDB連携(ダウンロード)ウィンドウの起動が必要です。
DB連携(ダウンロード)ウィンドウを起動し、ウィンドウから該当する業務ファイルを選択した後実行を行い、データの変換、格納を行います。
DB連携(ダウンロード)ウィンドウが提供する操作は以下のとおりです。
オンラインサービスの他局主導モードは、相手システムのDB-EXPRESSの要求を契機に実行されます。他局主導モードの操作では、DB連携(ダウンロード)ウィンドウは表示されず、ログ情報の記録だけを行います。
なお、バッチファイルで指定する業務ファイルは、あらかじめDB連携(ダウンロード)ウィンドウで作成する必要があります。
PCサーバの上のLinkexpressでダウンロード型システム連携の操作を終了する場合、DB連携(ダウンロード)ウィンドウの[操作]メニューの[終了]コマンドをクリックしてください。
なお、サービスの実行中にDB連携(ダウンロード)ウィンドウを終了させることはできません。
また、コントロール・メニュー・ボックスの[閉じる]コマンドをクリックした場合やコントロール・メニュー・ボックスをダブルクリックした場合もDB連携(ダウンロード)ウィンドウを終了させることができます。ただし、サービスの動作は保証されません。
操作メニュー : 業務の選択・実行を行います。
詳細情報メニュー : 業務の詳細情報の設定・変更を行います。
オプションメニュー : オプション項目の設定を行います。
ヘルプメニュー : 操作手引を表示します。
業務ファイル名 : 設定された業務ファイルの名前を表示します
業務名 : 設定された業務ファイルの業務名を表示します
相手システム名 : 設定された業務ファイルの相手システム名を表示します
データベース名 : 設定された業務ファイルのデータベース名を表示します
データベースの種類 : 設定された業務ファイルのデータベースの種類を表示します
抽出ディレクトリ : 設定された業務ファイルの抽出ディレクトリを表示します
既存の業務ファイルの中から該当するファイルを選択します。DB連携(ダウンロード)ウィンドウの[操作]メニューから[業務の選択]コマンドを実行すると、業務選択画面が表示されます。
選択された業務ファイル名 : 現在選択されている業務ファイル名を表示します。
業務ファイル名リスト : 選択可能なすべての業務ファイルの一覧を表示します。
[業務ファイル名リスト]の中から該当するファイル名をクリックすると[選択された業務ファイル名]の表示が変わります。[決定]ボタンをクリックするとDB連携(ダウンロード)ウィンドウに戻ります。この時、DB連携(ダウンロード)ウィンドウの[業務ファイル名]、[業務名]、[相手システム名]、[データベース名]、[データベースの種類]または[抽出ディレクトリの表示]が選択した業務ファイルの内容に変更されています。業務選択画面で[キャンセル]ボタンをクリックすると、DB連携(ダウンロード)ウィンドウに戻ります。
DB連携(ダウンロード)ウィンドウに、目的の業務が正しく表示されていることを確認した後、DB連携(ダウンロード)ウィンドウの[操作]メニューから[業務の実行]コマンドをクリックしてください。
以下に示す問い合わせの後、サービスを開始します。
業務ファイル名 : 選択されている業務ファイル名を表示します。
実行 : 処理を開始します。
実行(一覧表示) : テーブル一覧を表示後、処理を開始します。
[実行(一覧表示)]を選択した時、選択中の業務ファイルのサービスで格納対象となるテーブル一覧を以下のように表示します。テーブル一覧表示後、[継続]メニューを選択すると処理を継続します。[終了]メニューを選択するとサービスを中止し、DB連携(ダウンロード)ウィンドウに戻ります。
[継続]メニュー : クリックすると引き続き実行を行います。
[終了]メニュー : クリックするとサービスを終了します。
オンラインサービスでは、受信するテーブル名を表示し、最下行に受信ファイル数を表示します。オフラインサービスでは、格納するテーブル名と格納ファイル数を表示します。ファイル数の表示後、[継続]メニューをクリックし、テーブル一覧を終了し、サービスを継続します。サービスを中断する場合、[終了]メニューをクリックしてください。
前回実行したサービスが異常終了した場合、異常終了したテーブルデータの転送と格納を再開するのに使用します。DB連携(ダウンロード)ウィンドウに業務ファイルが選択されている時はリスタート処理が行えます。DB連携(ダウンロード)ウィンドウの[操作]メニューから[リスタート開始]コマンドをクリックしてください。サービス実行中はコマンドが淡色表示され操作できません。
通信回線の異常等で相手システムへの通知に失敗した格納結果を再送信する場合に使用します。選択している業務がオンラインサービスであれば格納結果の再送信処理を行います。DB連携(ダウンロード)ウィンドウの[操作]メニューから[格納結果の再送信]コマンドをクリックしてください。選択している業務がオフラインサービスの場合、または、サービス実行中の場合はコマンドが淡色表示され操作できません。
実行した業務が異常終了した場合、Linkexpressの内部情報をリセットするために使用します。DB連携(ダウンロード)ウィンドウの[操作]メニューから[サービスのクリア]コマンドをクリックしてください。業務実行中はコマンドが淡色表示され操作できません。
エラー・メッセージなどをログに記録するかを指定します。記録を行う場合、そのログを格納するディレクトリを指定します。DB連携(ダウンロード)ウィンドウの[オプション]メニューの[ログ情報の記録]コマンドをクリックしてください。
ログ情報の記録について設定する場合[ログ情報を記録する]のチェックボックスをクリックしてください。チェックマークありの場合、ログ情報の記録を行います。
記録を行う場合、[ログ情報の記録ディレクトリ]の指定が有効になります。[ログ情報の記録ディレクトリ]の欄に直接ディレクトリ名を登録することもできます。また、右端のプッシュボタンをクリックして[ログ情報ディレクトリ]の画面を出し、現存のディレクトリおよびドライブを表示してその中から選んで登録することもできます。選択終了後、[決定]ボタンをクリックしてください。
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