Linkexpress 運用ガイド
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第7章 Linkexpressの操作> 7.2 業務定義> 7.2.6 業務ログによる実行履歴確認方法

7.2.6.2 業務ログのバックアップ方法

Linkexpressからバックアップジョブを起動する際には、バックアップジョブへの起動パラメタとしてログファイル名が通知されます。バックアップジョブのバッチファイル/コマンドで、入力パラメタとして渡されたログファイル名を使用してバックアップ処理を作成してださい。

[バックアップジョブを起動するための定義]

ネットワーク定義のcomdef定義で業務ログファイルをバックアップするジョブ名を定義してください。

[バッチファイルのパラメタ]

バックアップジョブが起動される際には、第1パラメタとしてログファイル名が設定されます。利用者はその第1パラメタを利用してログファイルのバックアップを行うジョブを作成してください。

[バッチファイルの例]

業務ログのバックアップジョブの例を以下に示します。これらバックアップジョブでは、第1パラメタとして通知されるログファイルを、C:\linkexpress\lxlog.XXというファイル名でバックアップします。また、UNIXサーバのサンプルではカレントディレクトリがバックアップ先となります。

注) XX : 00〜99の数字。

(PCサーバ)

@echo off
setlocal
set bkname=C:\linkexpress\lxlog
if not exist %1 goto end
for %%i in (0 1 2 3 4 5 6 7 8 9) do (for %%j in (0 1 2 3 4 5 6 7 8 9) do (set lxname=%bkname%.%%i%%j & if not exist %bkname%.%%i%%j goto backup))
goto end
:backup
copy %1 %lxname% > NUL
:end
endlocal

備考. 下線をつけてある部分は、ステートメントを1行で記述します。

(UNIXサーバ)

#!/usr/bin/sh

bkname=lxlog
cnt1=0

while echo $cnt1 2>/dev/null 0>/dev/null
do cnt2=0
if expr $cnt1 \> 9  2>/dev/null 0>/dev/null 
then break
fi
    while echo $cnt2 2>/dev/null 0>/dev/null
    if expr $cnt2 \> 9 2>/dev/null 0>/dev/null
    then break
    fi
    do lxname=$bkname.$cnt1$cnt2
    if [ ! -f $lxname ]
    then
        break 2
    fi
    cnt2='expr $cnt2 + 1'
    done
cnt1='expr $cnt1 + 1'
done
cp $1 $lxname 2>/dev/null 0>/dev/null

[業務ログのバックアップ時の注意]

バックアップを行う場合、以下の点に注意してください。

関連項目


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