Linkexpress 運用ガイド |
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第7章 Linkexpressの操作 | > 7.2 業務定義 | > 7.2.6 業務ログによる実行履歴確認方法 |
業務ログはサーバが保存しているイベントおよび業務の実行履歴です。Linkexpressは、イベントおよび業務の実行時にそのログ情報をログファイルに取得します。取得されたログ情報は、lxdsplogコマンド、またはLinkexpressクライアントから起動されるメモ帳等のビュアを使用して参照できます。
lxdsplogコマンドについては「コマンドリファレンス」の「7.4 lxdsplogコマンド」を参照してください。
業務ログの出力形式は以下のとおりです。
↓ : 改行記号です。
各ログ情報の詳細は以下を参照してください。
ログ情報の取得に関する定義は、ネットワーク定義のcomdef定義命令のhistoryオペランドで行います。以下の項目が指定可能です。
comdef定義命令については「導入ガイド」の「6.5.5.2 comdef定義命令」を参照してください。
以下の算出式から必要なログファイルの大きさを見積もります。
必要なファイルの大きさ=(200×業務数+700×イベント数)×n÷1024[Kバイト] |
業務数 : 実行される業務の数
イベント数 : 実行されるイベントの数
n : 業務ログの採取ポイントにより、次の値を採用します。
採取ポイントの指定値が「e」の場合には、「n=1」とします。
採取ポイントの指定値が「s」の場合には、「n=2」とします。
Linkexpressではインストールディレクトリ\logに"genyou"と"taiki"というログファイルを用意します。片方のログファイルが満杯になると、自動的にもう一方のログファイルに切り替えて運用を継続します。収集中のログファイルは"genyou"、前回満杯になったログファイルは"taiki"と言う名前で使用しています。ネットワーク定義のcomdef定義命令のhistoryオペランドにジョブを指定していると、ログファイル切り替えの際に指定されたジョブが起動されます。
業務が異常完了した場合、終了タイミングの業務ログは業務中止を指示した際に採取されます。また、業務再開の指示では、業務の開始のログは採取されません。
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