Linkexpress 運用ガイド |
目次 索引 |
第4章 分散型システム連携機能(DB連携機能) |
分散型システム連携の機能は以下の3種類で構成されています。
分散型システム連携を利用して格納データを転送する機能です。分散型システム連携によるデータ転送は、DB-EXPRESSとの連携で利用します。
起動側システムがデータを送信する運用を以下に示します。
注) データ格納機能をデータ転送に連動して起動することができます。この場合、データ転送時に作成した中間ファイルをデータ格納機能の入力ファイルとします。また、データ転送を入力とする格納では、データ編集を行わない運用も可能です。
利用者が用意したデータをデータベース、またはファイルにデータを格納する機能です。入力元はファイルまたはMディスク上のファイルです。また、データ格納の際に入力データのレコード構成を出力データに適応するように編集します。これをデータ編集と呼びます。
データ格納およびデータ編集の詳細については、業務定義の説明を参照してください。
注) データ格納処理の前後で起動される利用者任意のプログラムです。
分散型システム連携による通信環境で接続された自システムと相手システムの間でDBサービス管理情報を通知する機能です。(注)
DBサービス状態通知には、コマンドによる送受信とDBサービス実行時の自動通知があります。
注) DBサービス状態通知は分散型システム連携を行うサーバ間の連携機能です。
(コマンドによる状態情報の送受信)
DBサービス管理情報を持つシステムが起動側として状態情報を送信する運用方法を以下に示します。DBサービス管理情報を持つシステムが応答側として動作することも可能です。
(DBサービス実行時の結果情報の自動通知)
データを受信した応答側システムがDBサービスの状態情報としてデータ転送およびデータ格納の結果を自動的に通知する運用方法を以下に示します。この場合、データ送信を行うシステムが常に起動側となります。
注) 格納連動モードによるDBサービスの運用の場合に自動通知の有無が指定できます。
備考. クライアントからLinkexpressサーバのDBサービス状態を参照する方法については、「7.5.4.4 DBサービスの状態確認方法」を参照してください。また、Linkexpressサーバから自サーバ上のDBサービスの状態を確認する方法として、DBサービス状態表示コマンドを提供しています。
目次 索引 |