Linkexpress 運用ガイド
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第7章 Linkexpressの操作> 7.3 DB連携> 7.3.2 DBサービスの状態確認方法

7.3.2.1 状態確認方法

DBサービスの状態を表示するには業務監視ウィンドウの[DBサービス状態の表示]を行うか、lxdspsvコマンドを使用します。業務監視ウィンドウから参照した場合はメモ帳で、lxdspsvコマンドでは標準出力(stdout)でDBサービスグループの状態およびDBサービスの状態が表示されます。

なお、DBサービス状態表示で得られる情報は結果情報のため、異常の直接的な原因が得られない場合があります。DBサービスの異常を発見した場合は、異常発生時に出力されたメッセージをLinkexpressサーバのコンソールログ、またはイベントログから探してください。

lxdspsvコマンドについては「コマンドリファレンス」の「9.4 lxdspsvコマンド」を参照してください。

[状態表示の種類と指定方法]

DBサービスの状態の表示にはLinkexpressサーバに登録されている全体的な情報を表示する方法とDBサービスグループ単位に状態を表示する方法の2種類があり、これらの2種類の方法それぞれに簡略モードと詳細モードの表示方法があります。

Linkexpressサーバに登録されている全体的な情報を表示する方法を全DBサービスグループの状態表示と呼びます。この場合、DBサービスグループの状態情報として、DBサービスグループの運用状態、登録済みDBサービスグループ名、運用開始日時、DBサービス登録数などの情報を表示します。

DBサービスグループ単位の状態表示を、DBサービスグループ単位の状態表示と呼びます。この場合、状態情報として、DBサービスの構成要素名、処理状態、処理結果、処理日時、格納先表の情報、入力データ・ファイル名などの情報を表示します。

備考. UNIXサーバは全DBサービスグループの状態表示はできません。また、DBサービス定義を削除中に状態表示を行った場合、常に簡略モードで表示されます。

[詳細モードで表示される情報とDBサービス定義の指定]

DBサービス状態として表示される情報はDBサービス定義の指定(INTABLE定義文およびOUTTABLE定義文のDATATYPEオペランドの指定)により異なります。

以下にそれぞれの指定で表示される情報を示します。

○ : 表示されます。 × : 表示されません。

注) 灰色表示の列は分散型システム連携を利用したDBサービスで使用可能な入出力データ種別です。

[詳細モードで表示される省略値]

DBサービス状態として表示される情報のうち、DBサービス定義で省略されたオペランドは以下のように表示されます。

注) データベース・システムがSymfoWARE7000の場合、データベース名は常に"*"が表示されます。


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