Linkexpress 運用ガイド |
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第1章 データ転送機能 | > 1.3 ジョブ連携機能 |
Linkexpressでは、ジョブの種類をサーバとの連携方法によって自側ジョブ起動と相手側ジョブ起動に分類しています。
自側ジョブ起動は、業務定義のイベントに対応します。自側ジョブ起動に対応するジョブとジョブ通知待ちイベントに対応するジョブがあります。
Linkexpressが起動するジョブは、起動時にジョブの起動パラメタを通じて情報が通知され、実行完了時にLinkexpressに対してジョブ結果通知でLinkexpressに実行結果を通知します。
Linkexpress以外から起動されるジョブは、起動時と実行完了時の2回、Linkexpressに対して通知を行います。起動時にジョブ開始通知でLinkexpressにイベントの開始を通知し、実行完了時にジョブ完了通知でLinkexpressに実行結果を通知します。
相手システムから起動されるジョブには、実行結果を通知するジョブと通知しないジョブがあります。
ジョブ結果通知を行うジョブは、実行完了時にLinkexpressに対して結果通知を行います。ジョブの呼び出しシーケンスは以下のとおりです。
注1) (4)のジョブ結果通知が行われないか、異常終了した場合、(6)が通知されません
注2) (1)から(6)の処理のタイマ監視は、利用者プログラム、ファイル転送コマンド、イベント定義、ネットワーク定義のjobtimeオペランドで指定可能です。
ジョブ結果通知を行わないジョブは、ジョブの起動完了を実行結果として扱います。ジョブの呼び出しシーケンスは以下のとおりです。また、このタイプのジョブは、Linkexpress File Transfer、DTS、またはHICSから呼び出されることもあります。
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