Interstage BPM Monitoring インストールガイド 9.0
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目次

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2.5 センサーのインストール
センサーのインストール手順を、以下に示します。アクティビティモニタ用モニタリングサーバとは別のマシンでセンサーを動作させたい場合に、インストールします。

- センサーのインストールを開始する前に、アクティビティモニタ用モニタリングサーバのインストールが完了していることを確認してください。センサーは、アクティビティモニタ用モニタリングサーバと通信して情報を取得します。このため、センサーのインストール前に、アクティビティモニタ用モニタリングサーバのインストールが完了し、アクティビティモニタ用モニタリングサーバが起動している必要があります。
- センサーのインストール時には、以下のサービスが起動している必要があります。
- Interstage Operation Tool
- INTERSTAGE

テキストファイルセンサーには、Webアプリケーションとして動作するテキストファイルセンサーとWindowsサービスとして動作するテキストファイルセンサー(Windowsサービス版テキストファイルセンサー)の2種類があります。Windowsサービス版テキストファイルセンサーは、Interstage Application Serverがインストールされていないマシンからモニタリングデータを収集する際に使用されます。Interstage Application Serverがインストールされていない場合は、Windowsサービス版テキストファイルセンサーのインストール画面に遷移します。
- インストールするサーバに、管理者権限でログインします。
- 「Interstage BPM Monitoring 9.0」のCD-ROMをCD-ROMドライブに挿入します。
- 自動的に表示される以下の画面で、[インストール]をクリックします。


画面が表示されない場合は、CD-ROMフォルダにあるautorun.exeアイコンをダブルクリックします。
- インストールウィザードの初期画面で、処理を続行する場合は、[次へ]ボタンをクリックします。

- [インストールの選択]画面で、「センサー」を選択し、[次へ]ボタンをクリックします。

→ マシンにInterstage Application Serverがインストールされていない場合は、Windowsサービス版テキストファイルセンサーをインストールするかどうかの確認画面が表示されます。続行する場合、[はい]をクリックします。

→ センサー機能インストール時の確認画面が表示されます。続行する場合、[はい]をクリックします。

- [インストール先の選択]画面で、インストールするフォルダを指定し、[次へ]ボタンをクリックします。標準設定では、以下のフォルダにインストールされます。
[OSのインストールドライブ]\ibpmm
インストール先に指定できる文字は、以下のとおりです。
0-9、A-Z、a-z、半角空白、半角の - _

- [作業領域ディレクトリのパスの指定]画面で、「作業領域ディレクトリのパス」を入力し、[次へ]ボタンをクリックします。作業領域ディレクトリは、センサーによって収集されたイベントを一時的に格納したり、設定情報を保管したりするためのディレクトリです。データベースではありません。
標準設定では、以下のフォルダです。
[OSのインストールドライブ]\ibpmm_data
インストール先に指定できる文字は、以下のとおりです。
0-9、A-Z、a-z、半角空白、半角の - _


作業領域ディレクトリには、「A.3 作業領域」で見積った容量の領域が確保できるディスクを指定してください。
指定したディレクトリは、新規に作成されます。存在するディレクトリは指定できません。
- [センサーで使用するデータベースの選択]画面で、使用するデータベースをチェックし、[次へ]ボタンをクリックします。データベースを監視する場合は、必ず選択してください。

- [センサーで使用するデータベースの選択]画面で、「Oracle 9i/10g」を選択した場合、Oracleの[JDBCドライバの選択]画面が表示されます。OracleのJDBCドライバのパスを指定し、[次へ]ボタンをクリックします。標準インストールでは、以下に格納されています。
[Oracleのインストール先]\jdbc\lib\ojdbc14.jar

- [センサーで使用するデータベースの選択]画面で、「Symfoware Server V6.0/7.0」を選択した場合、Symfowareの[JDBCドライバの選択]画面が表示されます。SymfowareのJDBCドライバのパスを指定し、[次へ]ボタンをクリックします。標準インストールでは、以下に格納されています。
[Symfowareのインストール先]\JDBC\fjjdbc\lib\fjsymjdbc2.jar

- [センサーで使用するデータベースの選択]画面で、「SQL Server 2000」を選択した場合、SQL Serverの[JDBCドライバの選択]画面が表示されます。SQL ServerのJDBCドライバのパスを3ファイル指定し、[次へ]ボタンをクリックします。標準インストールでは、以下に格納されています。
[SQL Server 2000のJDBCドライバのインストール先]\lib\msbase.jar
[SQL Server 2000のJDBCドライバのインストール先]\lib\mssqlserver.jar
[SQL Server 2000のJDBCドライバのインストール先]\lib\msutil.jar

- [センサーで使用するデータベースの選択]画面で、「SQL Server 2005」を選択した場合、SQL Server 2005の[JDBCドライバの選択]画面が表示されます。SQL ServerのJDBCドライバ(sqljdbc.jar)のパスを指定し、[次へ]ボタンをクリックします。標準インストールでは、以下に格納されています。
[SQL Server 2005のJDBCドライバのインストール先]\sqljdbc_1.0\enu\sqljdbc.jar

- [センサーの名称の指定]画面で、「センサーの名称」を、32文字以内で入力をし、[次へ]ボタンをクリックします。「センサーの名称」は、モニタリングデザイナで「センサーコントローラ名」として表示されます。
センサーの名称の文字制限について
- 以下の文字は使用できません。
% ` ' ( ) * + - , . / \ : ; < > = ! & ~ { } | ^ ? $ # @ " [ ] スペース
- 先頭に数字または _ は指定できません。


BPM Monitoringシステム内に、同名のセンサーコントローラが存在しないように名称を設定してください。同名のセンサーコントローラが存在した場合、センサーコントローラの起動に失敗するなどの問題が発生します。
- [接続先のモニタリングサーバの指定]画面で、「接続先のモニタリングサーバのIPアドレスまたはホスト名」と「モニタリングサーバ上で動作しているWebサーバのポート番号」を入力し、[次へ]ボタンをクリックします。


誤った接続先のモニタリングサーバのIPアドレスまたはホスト名、Webサーバのポート番号を指定してインストールが完了してしまった場合、bpmupdatesensorconf コマンドを使用して変更することができます。bpmupdatesensorconf コマンドの使用方法は、コマンドリファレンスを参照してください。
- [ファイルコピーの開始]画面で、表示された設定の内容を確認し、設定内容が正しければ、[インストール]ボタンをクリックします。

- ファイルのコピーが開始されます。
インストールが終わると、[InstallShield Wizardの完了]画面が表示されます。

- [完了]ボタンをクリックして、インストールを完了します。


センサーのインストール後、センサーが正しくインストールできていることを、以下の方法で確認してください。
- 通常のセンサーの場合
Interstage管理コンソールにログインし、ワークユニットIBPMMSensorが起動していることを確認します。
- Windowsサービス版テキストファイルセンサーの場合
Windowsサービス“BPM Monitoring Text File Sensor”が存在していることを確認します。
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