Symfoware Active DB Guard 運用ガイド |
目次
索引
![]() ![]() |
第4章 異常時の運用 | > 4.12 複写先システムのデータベースの異常 | > 4.12.2 全件複写による複写先システムのデータベースのリカバリ |
複写先システムのデータベースをDSI単位でリカバリする方法を示します。
なお、RLPに蓄積しているリカバリ対象資源に対するRERUNログは、rdbbcrefコマンドによりログ破棄します。
資源単位のリカバリ操作の流れを以下に示します。
利用者業務を停止します。
rdbbcswhコマンドを実行し、RLCファイルの強制交替を実施します。
$ rdbbcswh -p RLP名 |
rdbbcofflineコマンドを実行し、切り替えオフラインにします。
$ rdbbcoffline -p RLP名 -m switch |
全件複写により複写先システムのデータベースをリカバリします。
rdbbconlineコマンドを実行し、ログ取得モードのオンラインにします。
$ rdbbconline -p RLP名 -m capture |
利用者業務を再開します。
メッセージにより、リカバリ対象資源を特定します。
定常運用のRERUNログの反映を停止します。
rdbinhコマンドを実行して対象のDSIを閉塞に設定してから、rdbbcrefコマンドを実行してその他の資源の反映処理を行うとともに、対象のDSIのログ破棄を実行します。
$ rdbbcref -p RLP名 -a -f inh |
rdbbcofflineコマンドを実行し、切り替えオフラインにします。
$ rdbbcoffline -p RLP名 -m switch |
全件複写により複写先システムのデータベースをリカバリします。
rdbbconlineコマンドを実行し、ログ反映モードのオンラインにします。
$ rdbbconline -p RLP名 -m reflect |
rdbbcrefコマンドを実行し、RERUNログの反映を再開します。
$ rdbbcref -p RLP名 -a |
ログ破棄の詳細については“ログ破棄”を参照してください。
全件複写の詳細については“全件複写によるデータの移行”を参照してください。
目次
索引
![]() ![]() |