Symfoware Active DB Guard 運用ガイド |
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第4章 異常時の運用 | > 4.10 複写先システムのRERUNログ反映の異常 | > 4.10.5 RERUNログ反映実行時のデータベース定義異常 |
RERUNログ反映中にXMLインデックス活性状態を検出した場合には、メッセージを出力して、rdbbcrefコマンドが異常終了します。
複写先システムではRLPを切り替えオフラインにするために未反映のRERUNログを破棄し、RLPを切り替えオフラインにした後、XMLインデックスの定義を削除します。
メッセージから対象の資源を特定して、XMLインデックスの対象となるテーブルのDSIを閉塞させ、ログ破棄指定でrdbbcrefコマンドを実行してください。RLPを切り替えオフラインにした後は、XMLインデックスの定義削除(検索パス、XMLグループ、XMLのDSI/DSO)を実施し、DSIの全件複写およびRLPのオンラインを実行します。
RERUNログ反映中にXMLインデックス活性状態からのリカバリ操作の流れを以下に示します。
rdbbcrlcコマンドを実行して、RLCを退避または破棄します。
RLC退避の場合
$ rdbbcrlc -B -p RLP名 -f 出力ファイル名
RLC破棄の場合
$ rdbbcrlc -P -p RLP名
rdbbcofflineコマンドを実行して、RLPを切り替えオフラインにします。
$ rdbbcoffline -p RLP名 -m switch |
メッセージにより、異常を検出した資源を特定します。
rdbbcrefコマンドを実行して、満杯のRLCをすべて反映します。
$ rdbbcref -p RLP名 -a |
rdbbcrefコマンドの実行を停止します。
rdbinhコマンドを実行して対象のDSIをアクセス禁止にしてから、rdbbcrefコマンドを実行してログ破棄実行します。
$ rdbbcref -p RLP名 -a -f inh |
rdbbcofflineコマンドを実行して、RLPを切り替えオフラインにします。
$ rdbbcoffline -p RLP名 -m switch |
XMLインデックスの定義を削除します。
DSIの全件複写を実施します。
rdbbconlineコマンドを実行して、RLPをオンラインにします。
$ rdbbconline -p RLP名 -m reflect |
rdbbcrefコマンドを実行して、RERUNログの反映を再開します。
$ rdbbcref -p RLP名 -a |
複写先システムのRLPをオンラインにした後、複写元システムで利用者業務を再開します。
XMLインデックス活性状態からのリカバリ方法については、"Symfoware Server RDB運用ガイド"を参照してください。
XMLインデックスの定義削除については“Symfoware Server RDB運用ガイド(XMLアダプタ編)”を参照してください。
XMLインデックスの利用制限については“設計・セットアップガイド”の“サポート対象資源"を参照してください。
ログ破棄については“ログ破棄”を参照してください。
全件複写の詳細については“全件複写によるデータの移行”を参照してください。
rdbinhコマンドについては“Symfoware Server コマンドリファレンス”を参照してください。
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