Symfoware Active DB Guard 運用ガイド

4.2.7 RLPのオフライン処理時のRLM障害

RLPのオフライン処理時にRLM障害が発生した場合の運用手順について説明します。
RLPのオフライン処理時のRLM障害発生からの操作の流れを以下に示します。

■操作の手順

■両システム共通

1. RLP閉塞メッセージを確認します。なお、閉塞範囲は自システムのRLP環境です。

   rdb: ERROR: qdg20122e:RLPを閉塞しました RLP名='RLP名'

2. オフラインコマンドの失敗を確認します。

   rdb: ERROR: qdg20146u:RLPのオフライン処理が異常終了しました RLP名='RLP名' オフラインモード='オフラインモード'

3. システムログから、ディスク障害などを通知するメッセージを確認します。

4. ディスク障害などを通知するメッセージから、RLM障害の原因を調査します。RLM障害原因が判明したら、ディスク交換などハードウェア製品のリカバリを行います。

5. rdbbcofflineコマンドを実行し、RLP環境の使用を終了します。

   $ rdbbcoffline -p RLP名 -m term

6. RLP環境を再作成します。

終了オフライン処理時にRLM障害が発生した場合、再び終了オフラインを実行する必要はありません。

RLP環境の再作成の詳細については“RLPの再作成”を参照してください。