Symfoware Active DB Guard 運用ガイド
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第4章 異常時の運用> 4.2 RLMの障害

4.2.6 RLPのオンライン状態でのRLM障害

オンライン処理が完了し、オンライン状態となった後は、RERUNログ取得またはRERUNログ抽出処理中にRLM障害が発生する場合があります。
オンライン状態でのRLM障害発生からの操作の流れを以下に示します。

■操作の手順

利用者業務の実行中にRLM障害が発生しても、利用者業務で使用している利用者アプリケーションへの影響はありません。
また、Symfoware Serverのアーカイブログ運用にも影響はありません。
ただし、RLM障害が発生してRLP閉塞となった時点でバックアップセンタ運用は中断するため、バックアップセンタ運用を再開するにはRLP環境の再作成とデータベースの移行が必要です。

■両システム共通

  1. RLP閉塞メッセージを確認します。なお、閉塞範囲は自システムのRLPです。

    rdb: ERROR: qdg20122e:RLPを閉塞しました RLP名='RLP名'
  2. システムログから、ディスク障害などを通知するメッセージを確認します。

  3. ディスク障害などを通知するメッセージから、RLM障害の原因を調査します。RLM障害原因が判明したら、ディスク交換などハードウェア製品のリカバリを行います。

  4. rdbbcofflineコマンドを実行し、RLP環境の使用を終了します。

    $ rdbbcoffline -p RLP名 -m term
  5. RLP環境を再作成します。

RLP環境の再作成の詳細については“RLPの再作成”を参照してください。

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