Symfoware Active DB Guard 運用ガイド
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第3章 運用開始後の変更と操作> 3.3 データベースの定義操作

3.3.2 システム間での同期が必要な定義操作

RLPをオフラインにして、システム間で同期して実施が必要な操作を以下の表に示します。以降はオフライン運用操作と表記します。

[表:オフライン運用操作(必須)]

分類

機能名

SQL文

  • スキーマ定義(スキーマ要素として順序を定義した場合)

  • スキーマ削除文(順序を定義したスキーマをCASCADE指定で削除する場合)

  • 表定義(簡略化定義)

  • 表削除文(CASCADE指定あり)

  • 表定義変更文(列追加、列削除)

  • インデックス定義

  • インデックス削除文

  • 表およびインデックスのDSO削除文(CASCADE指定)

  • 表のDSI定義文

  • インデックスのDSI定義文

  • DSI削除文(CASCADE指定を含む)

  • DSI変更文(分割値変更)

  • 順序定義

  • 順序削除文

また、下記操作についてはActive DB Guardの対象資源に関係するため、オフライン運用操作として実施することを推奨します(下記資源はその後のDSI定義、順序定義によりActive DB Guardの対象資源として確定します)。

[表:オフライン運用操作(推奨)]

分類

機能名

SQL文

  • データベース定義

  • データベース削除文

  • データベーススペース定義

  • データベーススペース削除文

  • スキーマ定義(スキーマ要素として順序を定義していない場合)

  • スキーマ削除文(順序を定義したスキーマをCASCADE指定で削除しない場合)

  • 表定義(簡略化定義以外)

  • 表削除文(CASCADE指定なし)

  • 表定義変更文(列追加、列削除以外)

  • 表およびインデックスのDSO定義文

  • 表およびインデックスのDSO削除文(CASCADE指定なし)

  • 表交換文

データベーススペース定義やDSI定義の割り付け対象(ALLOCATE句)はシステム間の物理構成を柔軟に運用する場合、システムのデータベース運用を簡単にさせる意味で一致させることを推奨します。

Active DB Guardの対象資源で、複写元システムと複写先システムで一致が必要な要素については“設計・セットアップガイド”の“両システムのデータベース環境”を参照してください。

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