Symfoware Active DB Guard 運用ガイド |
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第3章 運用開始後の変更と操作 | > 3.3 データベースの定義操作 |
データベースの定義操作の流れを以下に説明します。
利用者業務を停止します。
rdbbcswhコマンドを実行してRLCを強制交替し、rdbbcrlcコマンドで交替済みのRLCを退避します。
$ rdbbcswh -p RLP名 |
$ rdbbcrlc -B -p RLP名 -f 出力ファイル名 |
rdbbcofflineコマンドを実行して、RLPを切り替えオフラインにします。
$ rdbbcoffline -p RLP名 -m switch |
データベースの定義操作を行います。
rdbbcmapコマンドを実行して資源識別子を抽出し、任意の方法で複写先システムに転送します。
$ rdbbcmap -E -p RLP名 資源識別子抽出ファイル名 |
Symfoware Serverのrdbsloaderコマンドの実行または利用者アプリケーションにより定義したDSIに初期データを投入します。
Symfoware Serverのrdbunlコマンドを実行して表のDSIの退避データを取得し、複写先システムに転送します。
rdbbconlineコマンドを実行して、RLPをオンラインにします。
$ rdbbconline -p RLP名 -m capture |
両システムがオンラインになると、以下のメッセージを出力します。コネクション状態を確認します。
rdb: INFO: qdg20158i:コネクション状態を確立しました RLP名='RLP名' |
Symfoware Serverのrdbudsiコマンドの実行により両システムの格納件数を比較するなどの方法で、整合性確認を実施します。
利用者業務を再開します。
rdbbcextコマンドおよびrdbbcrefコマンドを実行して、RERUNログを抽出・反映します。RLCやRERUNログ抽出ファイルなどに残存しているRERUNログはすべて複写先システムに反映します。
$ rdbbcext -p RLP名 |
$ rdbbcref -p RLP名 -a |
rdbbcofflineコマンドを実行して、RLPを切り替えオフラインにします。
$ rdbbcoffline -p RLP名 -m switch |
データベースの定義操作を行います。
テンプレートシェルスクリプトadgfmtmndb.shを実行して、RLP管理オブジェクトを初期化します。
$ adgfmtmndb.sh -p RLP名 -M |
rdbbcmapコマンドを実行して、資源識別子の登録および確認を行います。
$ rdbbcmap -R -p RLP名 資源識別子抽出ファイル名 |
Symfoware Serverのrdbsloaderコマンドを実行して、表のDSIの退避データを適用します。
rdbbconlineコマンドを実行して、RLPをオンラインにします。
$ rdbbconline -p RLP名 -m reflect |
両システムがオンラインになると、以下のメッセージを両システムに出力します。コネクション状態を確認します。
rdb: INFO: qdg20158i:コネクション状態を確立しました RLP名='RLP名' |
rdbbcextコマンドおよびrdbbcrefコマンドを実行して、RERUNログ抽出・反映を再開します。
$ rdbbcext -p RLP名 |
$ rdbbcref -p RLP名 -a |
複写元システムのデータベース(DSI)が初期化状態で運用を開始する場合は、Symfoware ServerのrdbunlコマンドとSymfoware Serverのrdbsloaderコマンドで全件複写する代わりに、Symfoware Serverのrdbfmtコマンドを両システムで実施することも可能です。
Symfoware Serverのrdbsloaderコマンド、rdbudsiコマンドおよびrdbunlコマンドの詳細については“Symfoware Server コマンドリファレンス”を参照してください。
テンプレートシェルスクリプトについての詳細は“設計・セットアップガイド”の“テンプレートシェルスクリプトについて”を参照してください。
複写先システムでの資源識別子の確認方法については“運用開始後のデータベース資源の関連付け”を参照してください。
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